CalRobotPlacePos プロパティー

適用
ビジョンオブジェクト: Arc Finder、Arc Inspector、Blob、Correlation、Defect Finder、Edge、Geometric、Line Inspector、Point、Polar

解説
設計時とプログラム実行時にRobotPlacePosをキャリブレーションします。

用法

VGet  Sequence.Object.CalRobotPlacePos, var
VSet  Sequence.Object.CalRobotPlacePos, value
Sequence
シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数
Object
オブジェクト名かオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。
var
プロパティーの値を示すBoolean型変数
result
プロパティーの新しい値を示すBoolean型の値または式


  • -1 - True: ロボット位置のキャリブレーションを行います。
  • 0 - False: ロボット位置のキャリブレーションを無効にします。

デフォルト: False

詳細説明
CalRobotPlacePosはRobotPlacePosのキャリブレーションを行う場合に使用します。このプロパティーはシーケンスキャリブレーションが上向きカメラのキャリブレーションに設定されている場合のみ有効です。

設計時にCalRobotPlacePosプロパティーボタンをクリックすると、キャリブレーションの手順を説明するCalRobotPlacePos ウィザードが起動します。

プログラム実行時にCalRobotPlacePosを"True"に設定すると、RobotPlacePosがキャリブレーションされます。RobotPlacePosをプログラム実行時にキャリブレーションするには、以下の手順にしたがってください。

  1. ロボットでワークを拾い、上向きカメラの上までワークを移動します。
  2. VRunを実行し、ワークを検出します。
  3. パーツが配置位置にくるようにロボットをジョグします。
  4. CalRobotPlacePosを"True"に設定します。
  5. VSaveを実行し、キャリブレーションを保存します。

参照
ColorMatchオブジェクト, Confusion プロパティー, Correlationオブジェクト, Edgeオブジェクト, Geometricオブジェクト, Polarオブジェクト, RobotPlacePos リザルト, Score リザルト