Camera プロパティー

適用
ビジョンシーケンス、ビジョンキャリブレーション

解説
ビジョンシーケンス・ビジョンキャリブレーションで使用するカメラを指定します。

用法

VGet  {Sequence | Calibration}.Camera, var
VSet  {Sequence | Calibration}.Camera, value
Sequence
シーケンス名を示す文字列変数
Calibration
キャリブレーション名を示す文字列変数
var
プロパティーの値を示す整数変数
value
プロパティーの新しい値を示す整数または式


1以上の整数値

デフォルト: 1

詳細説明
ビジョンシーケンス・キャリブレーションに割りあてられるカメラは1台だけです。

シーケンスを使用する場合カメラ番号がVRun を実行する前に選択されていなければなりません。

キャリブレーションを使用する場合、カメラ番号はキャリブレーションのターゲットシーケンスのカメラ番号と一致していなければなりません。

Note
VSetで変更できるカメラ番号は以下のような制限があります。

  • コンパクトビジョンのカメラを使用していたシーケンスやキャリブレーション:
    同一コンパクトビジョンの異なるカメラチャンネルを使用したカメラ番号にのみ設定変更が可能です。
  • PCビジョンのカメラを使用していたシーケンスやキャリブレーション:
    PCビジョンの異なるカメラを使用したカメラ番号にのみ設定変更が可能です。

使用例
下記の例は、複数台のカメラを1つのビジョンシーケンスで使用する場合を示しています。Cameraプロパティーを設定し「FINDMARK」という名前のビジョンシーケンスを実行しています。

Function test
    # define CAMERA1  1
    # define CAMERA2  2
    VSet findmark.Camera, CAMERA1
    VRun findmark
    'Get any info req'd from 1st sequence here   (i.e. VGet findmark.xxx.xxx)
    VSet findmark.Camera, CAMERA2
    VRun findmark
    'Get any info req'd from 2nd sequence here   (i.e. VGet findmark.xxx.xxx)
Fend

参照
CameraBrightness プロパティー, CameraContrast プロパティー, ビジョンシーケンス