ツール設定の確認
“円柱嵌合”作業では、X, Y, Zの進む方向だけではなく、それぞれの回転方向も倣いながら作業する場合がほとんどです。
“円柱嵌合”作業では、ツール設定を必ず行ってください。
ノギスなどを使用して、J6フランジ面から、円柱の先端までの距離を測定します。
下図の場合は、109mmです。 (力覚センサー: 49mm, エンドエフェクター: 60mm)
[コマンドウィンドウ]で、以下のコマンドを実行します。“LENGTH”には、手順(1)で測定した値を入力してください。 (単位: ミリ)ツール1を設定, 選択しています。
> TLSet 1, XY( 0, 0, LENGTH, 0, 0, 0) > Tool 1
Epson RC+メニュー-[ツール]-[Simulator]をクリックします。
[シミュレーター]ウィンドウが表示されます。オブジェクトツリー-[マニピュレーター名]-[Tool]をクリックします。
“No.1”-[表示]チェックボックスをチェックします。
ツール1の位置, 姿勢 (方向)を、画面上と実機とを合わせて確認します。
異なっている場合は、正しく設定をやり直してください。