ツール設定の確認

“円柱嵌合”作業では、X, Y, Zの進む方向だけではなく、それぞれの回転方向も倣いながら作業する場合がほとんどです。
“円柱嵌合”作業では、ツール設定を必ず行ってください。

  1. ノギスなどを使用して、J6フランジ面から、円柱の先端までの距離を測定します。
    下図の場合は、109mmです。 (力覚センサー: 49mm, エンドエフェクター: 60mm)
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  2. [コマンドウィンドウ]で、以下のコマンドを実行します。“LENGTH”には、手順(1)で測定した値を入力してください。 (単位: ミリ)ツール1を設定, 選択しています。

    > TLSet 1, XY( 0, 0, LENGTH, 0, 0, 0)
    > Tool 1
    
  3. Epson RC+メニュー-[ツール]-[Simulator]をクリックします。
    [シミュレーター]ウィンドウが表示されます。

  4. オブジェクトツリー-[マニピュレーター名]-[Tool]をクリックします。

  5. “No.1”-[表示]チェックボックスをチェックします。

  6. ツール1の位置, 姿勢 (方向)を、画面上と実機とを合わせて確認します。
    異なっている場合は、正しく設定をやり直してください。
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