CtrlInfo関数

コントローラーの情報を返します。

書式
CtrlInfo (インデックス)

パラメーター

インデックス
検索する情報のインデックスを整数値で指定します。

解説
CtrlInfo関数で取得可能な情報は次の表のとおりです。

インデックス ビット 値 解説
0 N/A

旧互換のために残されています。

コントローラーのファームウェアバージョンを取得するにはインデックス9を使用してください。

1 コントローラー状態
0 &H1 Ready状態
1 &H2 Start状態
2 &H4 Pause状態
3-7 未定義
8 &H100 非常停止状態
9 &H200 安全扉開状態
10 &H400 エラー状態
11 &H800 重大エラー状態
12 &H1000 ワーニング状態
13 &H2000 WaitRecover状態 (安全扉開からの復帰待ち)
14 &H4000 Recover 状態 (安全扉開からの復帰動作中)
15-31 未定義
2 0 &H1 TP1のEnableスイッチがオン
1-31 未定義
3 0 &H1 TEACHモード回路異常検出
1 &H2 安全扉回路異常検出
2 &H4 非常停止回路異常検出
3-31 未定義
4 N/A
  • 0 - 実ラン モード
  • 1 - ドライラン モード
5 N/A 制御デバイス:
  • 21 - RC+
  • 22 - リモート
  • 26 - リモートイーサーネット
  • 29 - リモートRS232C
  • 20 - TP3
6 N/A 設定されているロボットの台数
7 N/A 操作モード:
  • 0 - Programingモード
  • 1 - AUTO モード
8 N/A 未定義
9 N/A

コントローラーのファームウェアバージョン

メジャー番号*1000000 + マイナー番号*10000 + レビジョン番号*100 + ビルド番号

例 1.6.2.4 の場合: 1060204

10 N/A ハードディスクのSMARTステータス
  • 0 : SMARTステータス正常
  • 1 : SMARTステータス異常

SMARTステータスが異常の場合、ハードディスクが故障する可能性があるので、すみやかにデータのバックアップを行い、新しいハードディスクに交換してください｡

RAIDオプション使用時は、SMARTステータスは使用できません。常に正常が返ります。

15 N/A

DC電源電圧値

入力電圧の100倍した値が得られます。

例 48.01Vの場合、4801として取得されます。

DC電源に対応していない機種では、エラーが返ります。

16 N/A PLCベンダータイプ
  • 0: None
  • 1: Allen Bradley
  • 2: CODESYS

戻り値
必要なLong整数式の値を返します。

参照
RobotInfo, TaskInfo

CtrlInfo関数使用例

Print "The number of robots is: ", CtrlInfo(6)

← CtrlPref関数 →

© 2025 Seiko Epson Corp.