Right$関数

文字列の最後から、指定数の文字列を取り出す関数です。

書式
Right$(文字列, 文字数)

パラメーター

文字列
指定数の文字列を最後からを取り出します。最長255文字の文字列式または直接文字列を指定します。
文字数
文字列の最後からコピーしてくる文字数 (正の整数)を、式または直接数値で指定します。

戻り値
指定した文字列の最後から、指定数の文字列を取り出して返します。

解説
Right$は指定した文字列の最後から指定数の文字列を返します。Right$は、直接文字列にあるだけの文字数を返すことができます。

参照
Asc関数, Chr$関数, InStr関数, Left$関数, Len関数, Mid$関数, Space$関数, Str$関数, Val関数

Right$使用例
下記は、ワークのデータ文字列を入力すると、ワークのパーツ番号, 名前, パーツカウントなどの情報を返すプログラムの例です。

Function SplitPartData(DataIn$ As String, ByRef PartNum$ As String, ByRef PartName$ As String, ByRef PartCount As Integer)

    PartNum$ = Left$(DataIn$, 10)

    DataIn$ = Right$(datain$, Len(DataIn$) - pos)
    pos = Instr(DataIn$, ",")

    PartName$ = Mid$(DataIn$, 11, 10)

    PartCount = Val(Right$(dataIn$, 5))

Fend

また、下記はコマンドウィンドウからの操作例です。

> Print Right$("ABCDEFG", 2)
 FG

> Print Right$("ABC", 3)
 ABC