RShift関数

数値データの右論理シフト

書式
RShift(数値データ, シフトビット数)

パラメーター

数値データ
論理シフトする数値を、式または直接数値で指定します。
シフトビット数
右論理シフトするビット数値 (0~31の整数値)を指定します。

戻り値
指定した数値データを、右論理シフトした値を返します。

解説
RShiftは、指定した数値データを右 (下位方向)に指定ビット数シフトします。シフトした上位のビットは、常に0がセットされます。

最も簡単な説明としては、Rshiftは数値データを2のシフトビット乗で割った数を返します。

注意


  • 数値データ型

    数値データは、有効な数値データ型ならば、どんなデータ型もとり得ます。

    RShiftは、次のデータ型に対応しています。
    Byte型, Double型, Int32型, Integer型, Long型, Real型, Short型, UByte型, UInt32型, UShort型


参照
And 演算子, LShift関数, LShift64関数, Not 演算子, Or 演算子, RShift64関数, Xor 演算子

RShift使用例
下記は、"0"から始まるInteger型数値データに対する、すべてのRshift値を示すプログラムの例です。

Function rshiftst
  Integer num, snum, i
  num = 32767
  For i = 1 to 16
     Print "i =", i
     snum = RShift(num, i)
     Print "RShift(32767, ", i, ") = ", snum
  Next i
Fend

コマンドウィンドウでRshift命令を操作した例です。

> Print RShift(10,1)
5
> Print RShift(8,3)
1
> Print RShift(16,2)
4