PeakForces ステータス
適用
フォースモニターオブジェクト FM#
解説
力とトルクのピーク値, 最小値, 最大値を同時に返します。最小値と最大値は省略することができます。
用法
FGet Object.PeakForces, rArrayPeak()
FGet Object.PeakForces, rArrayPeak(), rArrayMin(), rArrayMax()
Object
オブジェクト名
オブジェクトは、FM(数値), FM(ラベル)のいずれかとして指定します。rArrayPeak()
プロパティーの値を示す要素数が、6以上の実数配列変数rArrayMin()
プロパティーの値を示す要素数が、6以上の実数配列変数rArrayMax()
プロパティーの値を示す要素数が、6以上の実数配列変数
値
rArrayPeak()
要素番号 | 要素番号定数 | 内容 |
0 | FG_FX | Fxの力のピーク値を取得します。 |
1 | FG_FY | Fyの力のピーク値を取得します。 |
2 | FG_FZ | Fzの力のピーク値を取得します。 |
3 | FG_TX | Txのトルクのピーク値を取得します。 |
4 | FG_TY | Tyのトルクのピーク値を取得します。 |
5 | FG_TZ | Tzのトルクのピーク値を取得します。 |
6 | FG_FMAG | 合成力Fmagのピーク値を取得します。 |
7 | FG_TMAG | 合成トルクTmagのピーク値を取得します。 |
rArrayMin()
要素番号 | 要素番号定数 | 内容 |
0 | FG_FX | Fxの力の最小値を取得します。 |
1 | FG_FY | Fyの力の最小値を取得します。 |
2 | FG_FZ | Fzの力の最小値を取得します。 |
3 | FG_TX | Txのトルクの最小値を取得します。 |
4 | FG_TY | Tyのトルクの最小値を取得します。 |
5 | FG_TZ | Tzのトルクの最小値を取得します。 |
6 | FG_FMAG | 合成力Fmagの最小値を取得します。 |
7 | FG_TMAG | 合成トルクTmagの最小値を取得します。 |
rArrayMax()
要素番号 | 要素番号定数 | 内容 |
0 | FG_FX | Fxの力の最大値を取得します。 |
1 | FG_FY | Fyの力の最大値を取得します。 |
2 | FG_FZ | Fzの力の最大値を取得します。 |
3 | FG_TX | Txのトルクの最大値を取得します。 |
4 | FG_TY | Tyのトルクの最大値を取得します。 |
5 | FG_TZ | Tzのトルクの最大値を取得します。 |
6 | FG_FMAG | 合成力Fmagの最大値を取得します。 |
7 | FG_TMAG | 合成トルクTmagの最大値を取得します。 |
Note: 要素数が6または7の配列変数の場合は、要素番号0~5を取得します。
詳細説明
PeakForcesは、PeakForceClearを実行してからPeakForcesを実行するまでの、力とトルクのピーク値, 最小値, 最大値を同時に返します。ピーク値は、絶対値として最大の値であり、返す値は符号付きの値です。最小値は符号を含めた最小の値です。最大値は符号を含めた最大の値です。
PeakForces実行前に、PeakForceClearを実行してください。
使用例
Fx方向の力のピーク値を測定する例です。
Function CheckPeakForces
Double PF(7)
FSet FC1.Enabled, True, False, False, False, False, False
FSet FC1.TargetForces, 10, 0, 0, 0, 0, 0
FSet FS1.Reset
FSet FM1.CoordinateSystem, FCS0
FSet FM1.PeakForceClear, True, False, False, False, False, False, False, False
FCKeep FC1, 10
FGet FM1.PeakForces, PF()
Print PF(FG_FX)
Fend
参照
フォースモニターオブジェクト FM#