Part Feedingプロセス開始プログラムを作成する
Part Feedingプロセス開始プログラムには、ロボットの初期化を行い、パーツのピックおよびプレースを開始する処理を記述します。記述する内容の具体例は以下のとおりです。
- パーツのピック&プレースに使用するロボットに切り替えます。
- ロボットのモーターをOnします。
- ロボットの速度, 加速度, パワーモードなどを設定します。
Speed, Accel, Powerなどを使用します。
Z座標と、プラットフォームの深さ(28mm)、プラットフォームを飛び越えるときのZ方向の余裕、フィーダーの周辺に設置されているユニットのZ方向高さを考慮してLimZを設定します。
Z座標は以下でティーチングした座標です。
ピックZ座標と姿勢をティーチ - ビジョン撮像が可能な位置にロボットを移動します。
(固定下向きカメラの場合、撮像を邪魔しない位置に移動します。)
Homeなどを使用します。 - お客様の装置の機器の設定をします。
例: ホッパーの設定、カスタム照明の設定 など - ログを取得する場合、PF_InitLogを実行します。
- パーツIDを指定して、PF_Startを実行します。
PF_Startを実行すると、タスク32が生成され、呼び出し側に制御がすぐ戻ります。
以下はプログラムの例です。ここでは、プログラムファイルmain.prgに以下の関数を作成します。(5, 6の記述は省略)
Function test
Robot 1
Motor On
Speed 100
Accel 100, 100
Power High
LimZ -80.0
Home
PF_Start(1)
Fend