システムカメラとプロジェクトカメラ

Epson RC+のシステムカメラは、[セットアップ] - [システム設定] - [ビジョン]から設定します。Epson RC +のプロジェクトカメラは、システムカメラに割りあてられます。

新しいプロジェクトが作成されると、プロジェクトカメラは、現在のシステムカメラと1対1で割りあてられます。

プロジェクトを開くと、Epson RC +はプロジェクトカメラを現在のシステムカメラに自動的に割りあてようとします。たとえば、プロジェクトカメラ1がシステムカメラ2と一致する場合、プロジェクトカメラ1は、システムカメラ2に割りあてられます。プロジェクトカメラの割りあては、[プロジェクト] - [プロパティー] - [カメラプロジェクト設定]で確認できます。

プロジェクトを開くときに1つ、または複数のプロジェクトカメラをシステムカメラに割りあてられない場合、ユーザーが“プロジェクトカメラ設定”を“システムカメラ設定”にコピーしたり、現在のシステムカメラ設定を維持したりできる[カメラ設定の解決]ダイアログが表示されます。

[解決方法]ボックスで、“プロジェクトカメラ設定をシステムカメラ設定にコピー”が選択されている場合、プロジェクトカメラ設定は、以下のようにシステムカメラ設定にコピーされます。

[解決方法]で、“現在のシステムカメラ設定を使用”が選択されている場合、以下のように、現在のシステムカメラ設定は変更されません。

[カメラ設定の解決]ダイアログのシステムカメラは、カメラが仮想であるかどうかを、[システムカメラ] - [仮想]チェックボックスで変更ができます。

1台のPCから複数のプロジェクトを使用するユーザーの場合、プロジェクトカメラを[プロジェクト] - [プロパティー] - [カメラプロジェクト設定]のシステムカメラに割りあてることができます。

たとえば、同じPCで使用されているAとBの2つのプロジェクトがあるとします。プロジェクトには2つのシステムカメラがあります。プロジェクトAプロジェクトカメラ1は、システムカメラ1を使用し、プロジェクトBプロジェクトカメラ1は、システムカメラ2を使用します。このようにして、両方のプロジェクトがプロジェクトカメラ1を使用します。