通信ケーブルの加工取りつけ方法
Woodhead社のD-SUB 9ピンコネクター (MA9D00-32)の取りつけ方法を示します。
以下の手順にしたがって、通信ケーブルを加工し、コネクターに取りつけてください。
注意
ケーブルの加工は、刃物を使用するため、手や指を傷つけないように十分注意してください。また、ケーブルの加工に適した刃物や工具を使用してください。用途に適さない刃物や工具を使用すると、損傷や損害の可能性があります。
シールドの網をあまり傷つけないように注意しながら、ケーブルの被覆を約47.5 mm (a)むいてください。ただし、あまり余分にむきすぎると、短絡の原因となったり、ノイズの影響を受けやすくなったりしますので注意してください。
シールドの網を丁寧にほぐし、ケーブル被覆上に折り返します。シールドの網は、約10 mmで切り揃えます。
信号線の被覆を図のとおりにむきます。
コネクターの端子台に信号線を差し込み、固定します。両端のコネクター間で信号をまちがえて接続しないよう注意してください。
例として、緑色の信号線をA1/A2端子に、赤色の信号線をB1/B2端子に接続するなどルールを作ると誤配線防止となります。