ネットワークケーブル

ネットワークケーブルは、PROFIBUS専用ケーブルを使用することができます。
PROFIBUS専用ケーブルにはタイプAからDまでの4種類ありますが、PROFIBUS-DPでは一般的にタイプAのケーブルを利用します。以下にタイプAのケーブル長仕様を示します。

項目 仕様
インピーダンス 135~165 Ω
容量 < 30 pf/m
ループ抵抗 110 Ω/km
線番 0.64 mm
導体面積 > 0.34 mm2

コネクターには保護クラスIP20までは、D-SUB 9ピンのコネクターを使用することが推奨されています。また、IP65/67が必要な場合には、M12 (IEC947-5-2準拠), HAN-BRID (DESINA準拠), シーメンスハイブリッドコネクターなどが利用できます。

ピン配列 (D-SUB 9ピン)

ピン番号 信号 割りあて
1 シールド シールド/保護アース
2 M24 出力電圧 (24V)のアース
3 RxD/TxD-P データラインB
4 CNTR-P リピーターの制御信号 (方向制御)
5 DGND 通信電源 (5V)
6 VP 終端抵抗への供給電圧 (P5V)
7 P24 出力電圧 (24V)
8 RxD/TxD-N データラインA
9 CNTR-N リピーターの制御信号 (方向制御)

ピン2, 7は電源供給源を持たない保守デバイスの接続用です。

下図に配線イメージを示します。

PROFIBUSケーブルは、様々なメーカーから製品化されています。

詳細は、PROFIBUS協会のホームページを参照してください。