基板の装着

警告


基板の装着や取りはずし、またはケーブルの接続や取りはずしは、必ず電源をオフして行ってください。電源がオンの状態で作業を行うと、感電の危険や故障の可能性があります。

  1. molex製PROFIBUS-DPマスター基板のアドレスのディップスイッチ(JP1)を設定します。
    Epson RC+ 8.0がインストールされたパソコンには、フィールドバスマスター基板を1枚インストール可能です。ボート番号は、"1"を設定してください。
    JP1の設定は以下の表を参照してください。

    スイッチ
    ボート番号 C0 C1 C2
    1 OFF OFF OFF
  2. Epson RC+ 8.0をインストールしたパソコンのPCIバスに、molex製PROFIBUS-DPマスター基板を取りつけます。パソコン本体の種類によって、カバーの空け方やPCIバスへのmolex製PROFIBUS-DPマスター基板の取りつけ方法が異なります。パソコン本体のマニュアルに掲載されているPCIバス用ボードの取りつけ方法の説明を参照してください。

  3. molex製PROFIBUS-DPマスター基板をPROFIBUS-DPネットワークに接続します。

  4. パソコンを起動します。

  5. [applicomIO Console]インストールフォルダーを開き、 [applicomIO Console]アプリケーションを起動します。
    [applicomIO Console]インストールフォルダーは、デフォルトでは以下が指定されます
    C:\Program Files(x86)\BradCommunications\applicomIO\4.2

  6. [ApplicomIOR console]ダイアログが表示されます。molex製PROFIBUS-DPマスター基板を追加します。
    [Add Board]をクリックします。

  7. [Add New Board]のダイアログが表示されます。
    [Board to Add] - [Board Type]ボックスに、"PCU-DP2IO"と表示されていることを確認し、[OK]をクリックします。

    基板が検出できない場合は、次のダイアログが表示されます。基板が正常に装着されていることを確認してください。

キーポイント


PCIインターフェイス基板が認識されないなどの問題がある場合は、以下を参照して、PCI Express Nativeの設定を無効にしてください。

トラブルシューティング

PCI Express Nativeの設定を無効にする方法

  1. applicomIO Consoleアプリケーションにmolex製PROFIBUS-DPマスター基板の追加が終了したら、パソコンを再起動します。

    1. applicomIO Consoleアプリケーションを終了します。
      applicomIO Consoleアプリケーション終了時に、次のメッセージが表示されます。[はい]をクリックします。

    2. さらに、次のダイアログが表示されます。[OK]をクリックします。

    3. Windowsを再起動します。

  2. パソコン再起動後、以下を参照し、作業を続けてください。
    マスターモード