SPEL関数オブジェクトのプロパティー設定ガイドライン

Step 1. 基本情報を設定する
基本情報に関するプロパティー(Name, Description, Enabled, StepID, AbortSeqOnFail) を設定します。

プロパティー
説明, 設定指針
Name

フォースガイドオブジェクトの名前を設定します。

固有の名前を設定します。

Description

フォースガイドオブジェクトの説明を設定します。

動作の説明などを記述できます。任意の文字列を設定します。

Enabled フォースガイドオブジェクトを実行するかどうかを設定します。
True : 通常の場合
False : 別のフォースガイドオブジェクトを代わりに実行する場合など、フォースガイドオブジェクトを実行しない場合
StepID

フォースガイドオブジェクト実行中のStepIDです。

任意のIDを設定します。

StepIDとは、ログデータに記録されるIDです。ログデータが、どの工程に対応するかを、理解しやすくするためのものです。

フォースガイドシーケンスのAutoStepIDがFalseの場合に適用されます。

AbortSeqOnFail

フォースガイドオブジェクトが失敗したときにフォースガイドシーケンスを終了するか継続するかです。

実行するSPELファンクションの戻り値がFalseの場合、SPEL関数オブジェクトは失敗となります。

True : 通常の場合

フォースガイドシーケンスを終了します。

False : フォースガイドシーケンス中に失敗したときのリカバリー動作を含んでいる場合や、失敗してもフォースガイドシーケンスを継続可能な場合

Step 2. 実行するファンクションを設定する
実行するファンクションに関するプロパティー(FuncName)を設定します。

プロパティー
説明, 設定指針
FuncName

実行するSPELファンクション名を指定します。

指定するSPELファンクションは、以下のように戻り値がBoolean型で、1つの文字列変数を引数に持たなければなりません。

Function MyFunc(ObjectName$ As String) As Boolean
  MyFunc = True
Fend