JointPolarities プロパティー
適用
フォース動作制限オブジェクトFMR#
解説
各関節において、閾値の間に入ったとき、あるいは出たとき、どちらでフォース動作制限が有効になるかを設定、または返します。
即時実行
いいえ
用法
FGet Object.JointPolarities, iArray()
FSet Object.JointPolarities, iValueJ1, iValueJ2, iValueJ3, iValueJ4, iValueJ5, iValueJ6
Object
オブジェクト名
オブジェクトは、FMR(数値), FMR(ラベル)のどちらかとして指定します。iArray()
プロパティーの値を示す要素数が、6以上の実数配列変数iValueJ1
プロパティーの新しい値を示す整数値、または式iValueJ2
プロパティーの新しい値を示す整数値、または式iValueJ3
プロパティーの新しい値を示す整数値、または式iValueJ4
プロパティーの新しい値を示す整数値、または式iValueJ5
プロパティーの新しい値を示す整数値、または式iValueJ6
プロパティーの新しい値を示す整数値、または式
値
iArray()
要素番号 | 要素番号定数 | 内容 |
---|---|---|
0 | FG_J1 | J1において、閾値の間に入ったとき、あるいは出たとき、どちらでフォース動作制限が有効になるかを返します。 |
1 | FG_J2 | J2において、閾値の間に入ったとき、あるいは出たとき、どちらでフォース動作制限が有効になるかを返します。 |
2 | FG_J3 | J3において、閾値の間に入ったとき、あるいは出たとき、どちらでフォース動作制限が有効になるかを返します。 |
3 | FG_J4 | J4において、閾値の間に入ったとき、あるいは出たとき、どちらでフォース動作制限が有効になるかを返します。 |
4 | FG_J5 | J5において、閾値の間に入ったとき、あるいは出たとき、どちらでフォース動作制限が有効になるかを返します。 |
5 | FG_J6 | J6において、閾値の間に入ったとき、あるいは出たとき、どちらでフォース動作制限が有効になるかを返します。 |
iValueJ1, iValueJ2, iValueJ3, iValueJ4, iValueJ5, iValueJ6 (単位: 番号)
定数名 | 値 | 内容 |
---|---|---|
FG_OUT | 0 | 下側閾値と上側閾値の間から出たとき有効になる。(デフォルト) |
FG_IN | 1 | 下側閾値と上側閾値の間に入ったとき有効になる。 |
詳細説明
JointPolaritiesは、各関節において、閾値の間に入ったとき、あるいは出たとき、どちらでフォース動作制限が有効になるかを設定、または返します。
各関節の動作制限設定を同時に記述するため、関節ごとに記述するよりも少ない行数で記述できます。
使用例
各関節が上側閾値以上、または下側閾値以下だとエラー停止させる例です。
Function SettingPolarities
FSet FMR1.JointEnabled, True, True, True, True, True, True
FSet FMR1.JointPolarities, FG_OUT, FG_OUT, FG_OUT, FG_OUT, FG_OUT, FG_OUT
FSet FMR1.JointLowerLevels, -90, -90, -90, -90, -90, -90
FSet FMR1.JointUpperLevels, 90, 90, 90, 90, 90, 90
Trap 1, FMR1 Call ForceError
Fend
Function ForceError
AbortMotion All
Fend
参照
フォース動作制限オブジェクトFMR#