ビデオボックスコントロール

解説

ビデオボックスコントロールは、フォームにVisionGuideオプションの画像を表示します。

使い方

フォームの上にビデオボックスコントロールを使って、簡単にアプリケーションにビデオウィンドウを表示できます。ビジョンシーケンスを実行する場合に、シーケンス結果をウィンドウに表示できます。

以下の手順で、ビジョンウィンドウを作成します。

  1. フォーム上の表示したい場所に、ビデオボックスコントロールを配置します。
    コントロールのサイズは、フルサイズまで変更が可能です。
  2. VideoEnabledプロパティーをTrueに設定します。
  3. 画像処理の経過を表示する場合は、GraphicsEnabledプロパティーをTrueに設定します。
  4. Cameraプロパティーのデフォルト値は0です。
    画像処理シーケンス実行時に、カメラ画像を表示します。Cameraプロパティーにカメラの番号を設定した場合、そのカメラの処理結果を表示します。

カメラ画像は、ビデオボックスコントロールのサイズに合わせて、自動的にスケーリングされます。ビデオボックスコントロールの高さや幅を変更するとき、その縦横比は一定に維持されます。

ビデオボックスコントロールの外観の設定
BorderStyleプロパティーを使って、ビデオボックスコントロールの外観を変更します。

ビデオボックスコントロールのプロパティー

プロパティー 説明
BorderStyle

コントロールのボーダーのスタイルを設定します。

デフォルト:None

Camera

画像を表示するカメラの番号を設定します。

デフォルト: 0

Enabled

コントロールを有効にするかを設定します。

デフォルト:True

EventTaskType

イベントで起動するタスクタイプを設定します。

デフォルト:Normal

GraphicsEnabled

画像処理結果を表示するかを設定します。

デフォルト:False

Height コントロールの高さをピクセル数で設定します。
Left コントロールの表示位置の左の座標をピクセル数で設定します。
Name

コントロールの名前を設定します。

デフォルト: VideoBoxXX

TabIndex コントロールのタブインデックスを設定します。
ToolTipText コントロールのツールチップで表示されるテキストを設定します。
Top コントロールの表示位置の上の座標をピクセル数で設定します。
VideoEnabled

画像を表示させるかを設定します。

デフォルト: False

Visible

コントロールを表示するか、隠すかを設定します。

デフォルト:True

Width コントロールの幅をピクセル数で設定します。

ビデオボックスコントロールのイベント

イベント 説明
Click コントロールがクリックされたときに実行されます。
DblClick コントロールがダブルクリックされたときに実行されます。