リストボックスコントロール

説明

リストボックスコントロールは、オペレーターが選択する1つまたは複数のアイテムを表示するコントロールです。

使い方

リストボックスコントロールを使って、オペレーターが選択できるアイテムのリストを作成します。

リストボックスにアイテムを追加
AddItemプロパティーを使用して、リストボックスにアイテムを加えます。通常は、フォームのロードイベントで行います。

  GSet frmSetup.lstModels.AddItem, "Model1"  
  GSet frmSetup.lstModels.AddItem, "Model2"  
  GSet frmSetup.lstModels.AddItem, "Model3"  

SortedプロパティーをTrueに設定すると、アイテムをソート(整列)することができます。

選択されたアイテムの確認
SelectedIndexプロパティーを使用して、オペレーターが選択したアイテムを確認できます。どのアイテムも選択されていなければ、SelectedIndexプロパティーの値は-1です。

  Integer index  
  GGet frmSetup.lstModels.SelectedIndex, index  

リスト配列
List Arrayプロパティーを使用すると、リストの中のアイテムのすべてにアクセスが可能です。

  Integer i, count  
  String item$  
  GGet frmSetup.lstModels.ListCount, count  
  For i = 0 To count- 1  
    GGet frmSetup.lstModels.List(i), item$  
  Next i  

Listプロパティーに空の文字列を設定することで、アイテムを削除できます。

  GSet frmSetup.lstModels.List(0), ""  

リストボックスの外観の設定
リストボックスの概観を変更するには、次のプロパティーを使います。BorderStyle、ForeColor、BackColor、Font

リストボックスコントロールのプロパティー

プロパティー 説明
AddItem リストボックスにアイテムを追加します。(SPELプログラムからのみ有効)
BackColor

コントロールの背景色を設定します。

デフォルト: Window

BorderStyle

コントロールのボーダーのスタイルを設定します。

デフォルト:Fixed3D

Enabled

コントロールを有効にするかを設定します。

デフォルト: True

EventTaskType

イベントで起動するタスクタイプを設定します。

デフォルト:Normal

Font

コントロールのテキストを表示するフォントを設定します。()

デフォルト: Microsoft Sans Serif 8.25 pt

FontBold

現在のフォントを太字にします。

デフォルト: False

FontItalic

現在のフォントをイタリックにします。

デフォルト: False

FontName

現在のフォントの名前を設定します。

デフォルト: Microsoft Sans Serif

FontSize

現在のフォントのサイズをポイントで設定します。

デフォルト: 8.25

ForeColor

コントロールのテキストの色を設定します。

デフォルト: WindowText

Height コントロールの高さをピクセル数で設定します。
Left コントロールの表示位置の左の座標をピクセル数で設定します。
List リストボックスのアイテムにアクセスします。(SPELプログラムからのみ有効)
ListCount アイテムの数を取得します。
Name

コントロールの名前を設定します。

デフォルト: ListBoxXX

SelectedIndex 選択されたアイテムの番号を取得します。(SPELプログラムからのみ有効)
Sorted

リストのアイテムをソートするかを設定します。

デフォルト: False

TabIndex コントロールのタブインデックスを設定します。
ToolTipText

コントロールのツールチップで表示されるテキストを設定します。

デフォルト: 空白

Top コントロールの表示位置の上の座標をピクセル数で設定します。
Visible

コントロールを表示するか、隠すかを設定します。

デフォルト: True

Width コントロールの幅をピクセル数で設定します。

リストボックスコントロールのイベント

イベント 説明
Click コントロールがクリックされたときに実行されます。
DblClick コントロールがダブルクリックされたときに実行されます。