ウィザードコントロール

解説

ウィザードコントロールは、ウィザード形式の画面を作成するために使用します。StandardエディションおよびPremiumエディションで使用できます。

使い方

ウィザードコントロールには、複数のページを追加することができます。
デザイン時:

  1. WizardEditorプロパティーのボタンをクリックし、[WizardEditor]ダイアログを開きます。
  2. 必要なページを追加し、適切な値にプロパティーを設定します。
  3. ダイアログを閉じます。
  4. 各ページに任意のコントロールを配置し、適切な値にプロパティーを設定します。

実行時:

  • SelectedIndexプロパティーを使って、表示するページの切替ができます。
    例: 「戻る」、「次へ」のボタンコントロールを配置し、ClickイベントでSelectedIndexプロパティーを設定する。
'戻るボタンのClickイベント関数
Function frmWizard_btnBack_Click(Sender$ As String)
	'前のページを表示する
	Integer index
	GGet frmWizard.Wizard1.SelectedIndex, index
	index = index - 1
	GSet frmWizard.Wizard1.SelectedIndex, index
Fend

'次へボタンのClickイベント関数
Function frmWizard_btnNext_Click(Sender$ As String)
	'次のページを表示する
	Integer index
	GGet frmWizard.Wizard1.SelectedIndex, index
	index = index + 1
	GSet frmWizard.Wizard1.SelectedIndex, index
Fend

ウィザードコントロールのプロパティー

プロパティー 説明
BackColor コントロールの背景色を設定します。
デフォルト: Window
Enabled コントロールを有効にするかを設定します。
デフォルト: True
EventTaskType イベントで起動するタスクタイプを設定します。
デフォルト:Normal
Height コントロールの高さをピクセル数で設定します。
Left コントロールの表示位置の左の座標をピクセル数で設定します。
Name コントロールの名前を設定します。
デフォルト:WizardXX
SelectedIndex 選択されたアイテムの番号を取得、設定します。(SPELプログラムからのみ有効)
ShowNavigators ページを切り替えるためのヘッダーを表示するかを設定します。(デザインエリアでの表示のみに反映されます。)
TabIndex コントロールのタブインデックスを設定します。
ToolTipText コントロールのツールチップで表示されるテキストを設定します。
デフォルト: 空白
Top コントロールの表示位置の上の座標をピクセル数で設定します。
Visible コントロールを表示するか、隠すかを設定します。
デフォルト: True
Width コントロールの幅をピクセル数で設定します。
WizardEditor ページの追加や削除および並び替えを行うためのウィザードエディター画面を表示します。

ウィザードコントロールのイベント

イベント 説明
Click コントロールがクリックされたときに実行されます。
SelectionChanged タブページの選択を変更した時に実行されます。