コンボボックスコントロール
解説
コンボボックスコントロールは、データをドロップダウンコンボボックスに表示します。
デフォルトでは2つの部分に分かれます。上部分はテキストボックスで、リストのアイテムを入力できます。下部分はリストボックスで、オペレーターは表示されているアイテムから1つを選択できます。
使い方
DropDownStyleプロパティーの値によって、コンボボックスコントロールは3種類のモードを持ちます。
DropDownStyle = Simple
Simpleモードでは、リストボックスの上にテキストボックスがつながっています。オペレーターは、テキストボックスに入力するか、リストから選択します。
DropDownStyle = DropDown
DropDownモードでは、テキストボックスの右側の▼をクリックするとリストボックスが表示されます。テキストボックスで、選択されたテキストを編集することができます。
DropDownStyle = DropDownList
DropDownListモードでは、テキストボックス内のテキスト編集ができません。リストにあるアイテムのみ選択可能です。
コンボボックスコントロールのリストボックス部分にアイテムを追加する方法は、リストボックスのAddItem、List、ListCount、SelectedIndexプロパティーの説明を参照してください。
コンボボックスの外観の設定
ForeColor、BackColor、Fontプロパティーを使って、コンボボックスの外観を変更します。
コンボボックスコントロールのプロパティー
プロパティー | 説明 |
---|---|
AddItem | コンボボックスにアイテムを追加します。(SPELプログラムからのみ有効) |
BackColor | コントロールの背景色を設定します。 デフォルト: Window |
DropDownStyle | コンボボックスのドロップダウンのモードを設定します。 デフォルト:DropDown |
Enabled | コントロールを有効にするかを設定します。 デフォルト: True |
EventTaskType | イベントで起動するタスクタイプを設定します。 デフォルト:Normal |
Font | コントロールのテキストを表示するフォントを設定します。() デフォルト: Microsoft Sans Serif 8.25 pt |
FontBold | 現在のフォントを太字にします。 デフォルト: False |
FontItalic | 現在のフォントをイタリックにします。 デフォルト: False |
FontName | 現在のフォントの名前を設定します。 デフォルト: Microsoft Sans Serif |
FontSize | 現在のフォントのサイズをポイントで設定します。 デフォルト: 8.25 |
ForeColor | コントロールのテキストの色を設定します。 デフォルト: WindowText |
Height | コントロールの高さをピクセル数で設定します。 |
Left | コントロールの表示位置の左の座標をピクセル数で設定します。 |
List | リストボックスのアイテムにアクセスします。(SPELプログラムからのみ有効) |
ListCount | アイテムの数を取得します。(SPELプログラムからのみ有効) |
Name | コントロールの名前を設定します。 デフォルト: ComboBoxXX |
SelectedIndex | 選択されたアイテムの番号を取得します。(SPELプログラムからのみ有効) |
Sorted | リストのアイテムをソートするかを設定します。 デフォルト: False |
TabIndex | コントロールのタブインデックスを設定します。 |
Text | コントロールの表示テキストを設定します。 デフォルト: 空白 |
ToolTipText | コントロールのツールチップで表示されるテキストを設定します。 デフォルト: 空白 |
Top | コントロールの表示位置の上の座標をピクセル数で設定します。 |
Visible | コントロールを表示するか、隠すかを設定します。 デフォルト: True |
Width | コントロールの幅をピクセル数で設定します。 |
コンボボックスコントロールのイベント
イベント | 説明 |
---|---|
Click | コントロールがクリックされたときに実行されるイベントです。 |