ラジオボタンコントロール

解説

ラジオボタンコントロールは、オペレーターが2つまたはそれ以上の選択操作を行うためのコントロールです。
ラジオボタンとチェックボックスは同じような機能に見えますが、大きな違いがあります。ラジオボタンの場合、一つ選択すると同じグループの他のラジオボタンは選択できなくなります。

使い方

ラジオボタンコントロールは、グループボックスコントロールとともに使用します。
オペレーターがラジオボタンの1つをクリックすると、他のボタンは選択が解除されます。

オペレーターがラジオボタンをクリックしたことは、クリックイベントで判断できます。ラジオボタンがチェックされているかどうかは、Checkedプロパティーで判断できます。
各ラジオボタンにイベントハンドラーを作成するより、グループのラジオボタンすべてにひとつのイベントハンドラーを作成するほうが簡単な場合があります。
イベントハンドラーのSender$パラメーターを使うと、どのラジオボタンがクリックされたかを判断することができます。Sender$はイベントを送ったコントロールの名前が設定されています。

Function frmSetup_OptionsClick(Sender$ As String)  
  Boolean checked  
  GGet frmSetup.Sender$.Checked, checked  
  If checked Then  
    Select Sender$  
      Case "RadioButton1"  
        g_Option1 = True  
      Case "RadioButton2"  
        g_Option2 = True  
    Send  
  EndIf  
Fend  

ラジオボタンの外観の設定
ラジオボタンの外観を変更するには、次のプロパティーを使用します。
BorderStyle、ForeColor、BackColor、Font、Image、ImageAlign、TextAlign

ラジオボタンコントロールのプロパティー

プロパティー 説明
BackColor

コントロールの背景色を設定します。

デフォルト: Control

Checked

ラジオボタンの選択状態の初期値を設定します。

デフォルト: False

Enabled

ラジオボタンを有効にするかどうかを設定します。

デフォルト: True

EventTaskType

イベントで起動するタスクタイプを設定します。

デフォルト:Normal

Font

コントロールのテキストを表示するフォントを設定します。

デフォルト: Microsoft Sans Serif 8.25 pt

FontBold

現在のフォントをボールド表示します。

デフォルト: False

FontItalic

現在のフォントをイタリック表示します。

デフォルト: False

FontName

現在のフォントの名前を設定します。

デフォルト: Microsoft Sans Serif

FontSize

現在のフォントのサイズをポイントで設定します。

デフォルト: 8.25

ForeColor

コントロールのテキストの色を設定します。

デフォルト: ControlText

Height コントロールの高さをピクセル数で設定します。
Image

コントロールに表示する画像ファイルを設定します。[Delete]キーで削除できます。

デフォルト: 空白

ImageAlign

表示する画像の配置を設定します。

デフォルト:MiddleCenter

Left コントロールの表示位置の左の座標をピクセル数で設定します。
Name

コントロールの名前を設定します。

デフォルト: RadioButtonXX

TabIndex コントロールのタブインデックスを設定します。
Text

コントロールの表示テキストを設定します。

デフォルト: コントロールの名前

TextAlign

テキストのアライメント方法を設定します。

デフォルト:Middle Left

ToolTipText

コントロールのツールチップで表示されるテキストを設定します。

デフォルト: 空白

Top コントロールの表示位置の上の座標をピクセル数で設定します。
Visible

コントロールを表示するかどうかを設定します。

デフォルト: True

Width コントロールの幅をピクセル数で設定します。

ラジオボタンコントロールのイベント

イベント 説明
Click コントロールがクリックされたときに実行されます。