グリッドコントロール
解説
グリッドコントロールは、データをスプレッドシート方式で表示・編集するために使用します。
使い方
グリッドコントロールには、行と列のデータを含むセルがあります。オペレータ―は、行と列を選択でき、指定した範囲のセルを自由に編集できます。
デザイン時:
- GridEditorプロパティーをクリックし、[GridEditor]ダイアログを開きます。
- 適切な値にプロパティーを設定し、グリッドを設計します。
- ダイアログを閉じます。
実行時:
- CellTexプロパティーを使って、セルの文字列を読み書きできます。
- AddRowプロパティーと、RemoveRowプロパティーを使って、行の追加や削除ができます。
- CellForeColorプロティーと、CellBackColorプロパティーを使って、セルのForeColorとBackColorを変更できます。
グリッドコントロールのプロパティー
プロパティー | 説明 |
---|---|
AddRow | 実行時に行を追加します。 |
BorderStyle | コントロールの背景色を設定します。 デフォルト: Control |
CellBackColor | セルの背景色を設定・取得します。 |
CellForeColor | セルのForeColorを設定・取得します。 |
CellText | セル内の文字列を設定・取得します。 |
Enabled | コントロールを有効にするかを設定します。 デフォルト: True |
EventTaskType | イベントで起動するタスクタイプを設定します。 デフォルト: Normal |
GridEditor | [GridEditor]ダイアログを開いて、グリッドコントロールを設定します |
Height | コントロールの高さをピクセル数で設定します。 |
Left | コントロールの表示位置の左の座標をピクセル数で設定します。 |
Name | コントロールの名前を設定します。 デフォルト: GridXX |
RemoveRow | 行を削除します。 |
RowCount | 行数を設定・取得します。 |
ScrollBars | スクロールバーを表示するときに設定します。 デフォルト: None |
SelectedIndex | 選択した行を設定・取得します。(SPELプログラムからのみ有効) |
Top | コントロールの表示位置の上の座標をピクセル数で設定します。 |
Visible | コントロールの表示・非表示を設定します。 デフォルト: True |
Width | コントロールの幅をピクセル数で設定します。 |
グリッドコントロールのイベント
イベント | 説明 |
---|---|
CellChanged | 変更したセルを離れたときに実行されます。 |
Click | コントロールがクリックされたときに実行されます。 |
DblClick | コントロールがダブルクリックされたときに実行されます。 |
グリッドエディター
グリッドエディターは、ユーザーがグリッドコントロールを修正・設定できるダイアログです。デザイン時のみ、使用できます。
最適な設定にするために、多くのプロパティーがあります。グリッドエディターの詳細は、GridEditorプロパティーを参照してください。
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