グリッドコントロール

解説

グリッドコントロールは、データをスプレッドシート方式で表示・編集するために使用します。

使い方

グリッドコントロールには、行と列のデータを含むセルがあります。オペレータ―は、行と列を選択でき、指定した範囲のセルを自由に編集できます。

デザイン時:

  1. GridEditorプロパティーをクリックし、[GridEditor]ダイアログを開きます。
  2. 適切な値にプロパティーを設定し、グリッドを設計します。
  3. ダイアログを閉じます。

実行時:

  • CellTexプロパティーを使って、セルの文字列を読み書きできます。
  • AddRowプロパティーと、RemoveRowプロパティーを使って、行の追加や削除ができます。
  • CellForeColorプロティーと、CellBackColorプロパティーを使って、セルのForeColorとBackColorを変更できます。

グリッドコントロールのプロパティー

プロパティー 説明
AddRow 実行時に行を追加します。
BorderStyle

コントロールの背景色を設定します。

デフォルト: Control

CellBackColor セルの背景色を設定・取得します。
CellForeColor セルのForeColorを設定・取得します。
CellText セル内の文字列を設定・取得します。
Enabled

コントロールを有効にするかを設定します。

デフォルト: True

EventTaskType

イベントで起動するタスクタイプを設定します。

デフォルト: Normal

GridEditor [GridEditor]ダイアログを開いて、グリッドコントロールを設定します
Height コントロールの高さをピクセル数で設定します。
Left コントロールの表示位置の左の座標をピクセル数で設定します。
Name

コントロールの名前を設定します。

デフォルト: GridXX

RemoveRow 行を削除します。
RowCount 行数を設定・取得します。
ScrollBars

スクロールバーを表示するときに設定します。

デフォルト: None

SelectedIndex 選択した行を設定・取得します。(SPELプログラムからのみ有効)
Top コントロールの表示位置の上の座標をピクセル数で設定します。
Visible

コントロールの表示・非表示を設定します。

デフォルト: True

Width コントロールの幅をピクセル数で設定します。

グリッドコントロールのイベント

イベント 説明
CellChanged 変更したセルを離れたときに実行されます。
Click コントロールがクリックされたときに実行されます。
DblClick コントロールがダブルクリックされたときに実行されます。

グリッドエディター

グリッドエディターは、ユーザーがグリッドコントロールを修正・設定できるダイアログです。デザイン時のみ、使用できます。
最適な設定にするために、多くのプロパティーがあります。グリッドエディターの詳細は、GridEditorプロパティーを参照してください。