Left$関数

文字列の左から、指定の文字列を取り出す関数です。

書式
Left$(文字列, 文字数)

パラメーター

文字列

指定の文字列が左からコピーされる元の文字列です。

文字数

文字列の左からコピーする文字数を直接数値で指定します。

戻り値
指定した文字列の左から、指定の文字数をとって返します。

解説
Left$は、指定した文字列の左から文字数の数だけ文字を取り出して返します。Left$は、指定文字列内の文字数だけ文字を返すことができます。

参照
Asc, Chr$, InStr, Len, Mid$, Right$, Space$, Str$, Val

Left$関数使用例
下記は、文字列を解析するプログラムの例です。

Function ParsePartData(DataIn$ As String, ByRef PartNum$ As String, ByRef PartName$ As String, ByRef PartCount As Integer)

    Integer pos
    String temp$

    pos = Instr(DataIn$, ",")
    PartNum$ = Left$(DataIn$, pos - 1)

    DataIn$ = Right$(datain$, Len(DataIn$) - pos)
    pos = Instr(DataIn$, ",")

    PartName$ = Left$(DataIn$, pos - 1)

    PartCount = Val(Right$(datain$, Len(DataIn$) - pos))

Fend

コマンドウィンドウでLeft$命令を使う例です。

> Print Left$("ABCDEFG", 2)
 AB

> Print Left$("ABC", 3)
 ABC