テスト (T2)

キーポイント


RC700-A/RC700-DがUL規格適合仕様の場合、T2モードを使用することはできません。

RC700-E/RC800-AがUL規格適合仕様の場合、T2モードを使用できます。

テストモードは、イネーブルスイッチをオンにしセーフガードが開いている状態で、プログラム検証を行うモードです。

安全規格に定義されている高速プログラム検証機能 (T2: 手動高速モード)です。

T2モードでは、指定されたファンクションを、マルチタスク/シングルタスク、マルチマニピュレーター/シングルマニピュレーターで、高速に実行できます。T1モードとは、制限速度が異なります。

[テスト (T2)]画面を表示するには、モード切替キースイッチを“TEACH/T2”へ切り替え、[テスト (T2)]タブをタップします。パスワードが設定されている場合、認証画面が表示されます。パスワードを入力し、[OK] ボタンをタップします。
速度制限値は、0 (低速) ~ 100 (高速) まで設定が変更できます。
[テスト (T2)]画面に移動した直後は、低速に設定されています。
また、次の場合も、低速に再設定されます。

  • ティーチペンダントの操作をせずに一定時間経過した場合
  • [開始]ボタンをタップして、実行可能な状態でイネーブルスイッチをオン→オフした場合
    その他の操作方法は、“テスト”と同じです。ただし、画面の色が“テスト”とは異なります。
    参照: テスト
    ティーチペンダントでは、テスト (T2)用パスワードの設定ができません。Epson RC+で、パスワードを設定してください。

キーポイント


T1モードでは、ロボットの最大速度が、250 mm/sec以下に制限されます。T2モードでは、250 mm/secを超える速度で動作できます。

最大動作速度の詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

“マニピュレーターマニュアル”