String
変数を文字列変数に宣言します。
書式
String 変数名$[(配列の最大要素番号)] [,変数名$[(配列変数の最大要素番号)]...]
パラメーター
- 変数名$
- 文字列型と宣言する変数の名前を指定します。配列変数の最大要素番号配列変数の最大要素番号で3次元まで宣言できます。次の書式を使用します。省略可能です。
(最大要素番号1, [最大要素番号2], [最大要素番号3])
要素番号は0から始まるので、要素数は最大要素番号に1加えた数となります。各最大要素番号は、全要素数が以下の最大値を超えない範囲で指定します。- ローカル変数: 200
- バックアップ変数(Global Preserve): 400
- グローバル変数とモジュール変数: 10,000
解説
String は、変数の文字列型宣言のために用います。文字列型変数は、最大255文字までです。ローカル変数は、Functionの先頭で宣言します。グローバル変数とモジュール変数は、Functionの外で宣言します。
String 演算子
文字列変数には、下記の演算子を使うことができます。
+: 複数の文字列変数をマージします。文字列変数への割当ステートメントやPrint命令に使えます。
Example: name$ = fname$ + " " + lname$=: 複数の文字列変数を比較します。大文字/小文字の違いを含め2つの文字列が完全に一致するとき、Trueが返されます。
Example: If temp1$ = "A" Then GoSub test< >: 複数の文字列変数を比較します。2つの文字列中、1つ以上の文字が異なるときにTrue を返します。
Example: If temp1$ <> "A" Then GoSub test
注意
変数名の最後には"$" をつけてください
String 型の変数名は、最後に"$" をつけてください。
参照
Boolean, Byte, Double, Global, Int32, Int64, Integer, Long, Real, Short, UByte, UInt32, UInt64, UShort
String使用例
String password$
String A$(10) 'String型の1次元配列
String B$(10, 10) 'String型の2次元配列
String C$(5, 5, 5) 'String型の3次元配列
Print "Enter password:"
Input password$
If UCase$(password$) = "EPSON" Then
Call RunMaintenance
Else
Print "Password invalid!"
EndIf