押付けオブジェクトのプロパティー詳細

  • Nameプロパティー
    フォースガイドオブジェクトに割りあてる固有の名前を設定します。押付けオブジェクトを作成すると、自動的に名前が割りあてられます。自動的に割りあてられる名前は、Press01のように、Pressの後ろに数字が組み合わせられます。
    名前は、変更できます。最大16文字まで指定できます。半角英数字と“_”(アンダースコア)が使用できます。先頭の文字を数字にすることはできません。
  • Descriptionプロパティー
    フォースガイドオブジェクトの説明を設定します。任意の文字列を255文字まで指定できます。
  • Enabledプロパティー
    フォースガイドオブジェクトを有効にするかどうかを指定します。
    Trueを指定した場合、フォースガイドオブジェクトが実行されます。Falseを指定した場合、フォースガイドオブジェクトを実行せず、次のフォースガイドオブジェクトを実行します。
    フォースガイドシーケンス作成中に、実行しないが一時的に残したい場合や、フォースガイドオブジェクトをコピーして異なるパラメーターで試したい場合などに使用します。
    説明
    True フォースガイドオブジェクトを有効にします。
    False フォースガイドオブジェクトを無効にします。
    デフォルト: True
  • StepIDプロパティー
    フォースガイドオブジェクト実行中のStepIDを指定します。AutoStepIDがFalseの場合のみ使用されます。
    最小値 0
    最大値 32767
    デフォルト: フォースガイドシーケンスとフォースガイドオブジェトの番号から自動設定されます。
  • AbortSeqOnFailプロパティー
    フォースガイドオブジェクト失敗時の処理を指定します。

    Trueを指定した場合、フォースガイドオブジェクトが失敗したとき、フォースガイドシーケンスを終了し、次のSPELステートメントへ進みます。Falseを指定した場合、フォースガイドオブジェクトが失敗しても、フォースガイドシーケンスを終了せず、次のフォースガイドオブジェクトへ進みます。

    失敗した場合のリカバリー処理をフォースガイドシーケンス内に含める場合などフォースガイドシーケンスを継続したい場合に使用します。

    説明
    True フォースガイドオブジェクト失敗時、シーケンスを終了します。
    False フォースガイドオブジェクト失敗時、次のフォースガイドシーケンスを開始します。

    デフォルト: True

  • IOPreprocEnabledプロパティー
    フォースガイドオブジェクト開始時のI/O操作を指定します。

    I/O操作は、IOPreprocOutputBitプロパティーとIOPreprocOutputStatusプロパティーで定義されます。フォースガイドオブジェクト実行前にハンドや周辺装置を操作したい場合などに使用します。

    説明
    True 開始時のI/O操作を実行します。
    False 開始時のI/O操作を実行しません。

    デフォルト: False

  • IOPreprocOutputBitプロパティー
    フォースガイドオブジェクト開始時のI/O操作での操作対象の出力ビットを指定します。IOPreprocEnabledがTrueの場合のみ使用されます。
    最小値 0
    最大値 7167
    デフォルト: 0
  • IOPreprocOutputStatusプロパティー
    フォースガイドオブジェクト開始時のI/O操作での出力状態を指定します。IOPreprocEnabledがTrueの場合のみ使用されます。
    説明
    Off 指定された出力ビットをオフします。(0に設定)
    On 指定された出力ビットをオンします。(1に設定)
    デフォルト: Off
  • Fx_ControlModeプロパティー
    フォースガイドシーケンスのForceOrientで指定した座標系におけるFx方向の制御モードを指定します。

    Disabledを指定した場合、Fx方向の力制御機能は実行されません。Press+、またはPress-を指定した場合、Fx方向の力制御機能は押付けモードとして実行されます。押付けモードではFx_PressForceで指定した力になるように押し付けます。Followを指定した場合、Fx方向の力制御機能は倣いモードとして実行されます。倣いモードでは、外力が“0”になるように動くため、外力が加わると、それに倣うようにロボットが動作します。

    説明
    Disabled 力制御機能を無効にします。
    Press+ 力制御機能は正方向に押し付けるように実行されます。
    Press- 力制御機能は負方向に押し付けるように実行されます。
    Follow 力制御機能は倣うように実行されます。

    デフォルト: Disabled

  • Fx_PressForceプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のFx方向への押し付け力を指定します。Fx_ControlModeが、Press+かPress-の場合に使用されます。

    ControlModeがPress+の場合

    値 (単位: [N])
    最小値 -250
    最大値 0

    デフォルト: 0

    ControlModeがPress-の場合

    値 (単位: [N])
    最小値 0
    最大値 250

    デフォルト: 0

  • Fx_Firmnessプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のFx方向の力制御機能に関する硬さを指定します。Fx_ControlModeがPress+, Press-, Followの場合に使用されます。
    Fx_Firmnessの値が大きくなると、Fx方向の力制御機能が硬くなり、力の変化への応答が遅くなりますが、発振しにくくなります。Fx_Firmnessの値が小さくなると、Fx方向の力制御機能が柔らかくなり、力の変化への応答が早くなりますが、発振しやすくなります。
    最小値 0.1
    最大値 200
    デフォルト: 10
  • Fy_ControlModeプロパティー
    フォースガイドシーケンスのForceOrientで指定した座標系におけるFy方向の制御モードを指定します。

    Disabledを指定した場合、Fy方向の力制御機能は実行されません。
    Press+またはPress-を指定した場合、Fy方向の力制御機能は押付けモードとして実行されます。押付けモードでは、Fy_PressForceで指定した力になるように押し付けます。Followを指定した場合、Fy方向の力制御機能は倣いモードとして実行されます。倣いモードでは、外力が“0”になるように動くため、外力が加わると、それに倣うようにロボットが動作します。

    説明
    Disabled 力制御機能を無効にします。
    Press+ 力制御機能は正方向に押し付けるように実行されます。
    Press- 力制御機能は負方向に押し付けるように実行されます。
    Follow 力制御機能は倣うように実行されます。

    デフォルト: Disabled

  • Fy_PressForceプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のFy方向への押し付け力を指定します。Fy_ControlModeが、Press+かPress-の場合に使用されます。

    ControlModeがPress+の場合

    値 (単位: [N])
    最小値 -250
    最大値 0

    デフォルト: 0

    ControlModeがPress-の場合

    値 (単位: [N])
    最小値 0
    最大値 250

    デフォルト: 0

  • Fy_Firmnessプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のFy方向の力制御機能に関する硬さを指定します。Fy_ControlModeがPress+, Press-, Followの場合に使用されます。

    Fy_Firmnessの値が大きくなると、Fy方向の力制御機能が硬くなり、力の変化への応答が遅くなりますが、発振しにくくなります。Fy_Firmnessの値が小さくなると、Fy方向の力制御機能が柔らかくなり、力の変化への応答が早くなりますが、発振しやすくなります。

    最小値 0.1
    最大値 200

    デフォルト: 10

  • Fz_ControlModeプロパティー
    フォースガイドシーケンスのForceOrientで指定した座標系におけるFz方向の制御モードを指定します。

    Disabledを指定した場合、Fz方向の力制御機能は実行されません。Press+かPress-を指定した場合、Fz方向の力制御機能は押付けモードとして実行されます。押付けモードではFz_PressForceで指定した力になるように押し付けます。Followを指定した場合、Fz方向の力制御機能は倣いモードとして実行されます。倣いモードでは、外力が“0”になるように動くため、外力が加わると、それに倣うようにロボットが動作します。

    説明
    Disabled 力制御機能を無効にします。
    Press+ 力制御機能は正方向に押し付けるように実行されます。
    Press- 力制御機能は負方向に押し付けるように実行されます。
    Follow 力制御機能は倣うように実行されます。

    デフォルト: Disabled

  • Fz_PressForceプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のFz方向への押し付け力を指定します。Fz_ControlModeがPress+かPress-の場合に使用されます。

    ControlModeがPress+の場合

    値 (単位: [N])
    最小値 -250
    最大値 0

    デフォルト: 0

    ControlModeがPress-の場合

    値 (単位: [N])
    最小値 0
    最大値 250

    デフォルト: 0

  • Fz_Firmnessプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のFz方向の力制御機能に関する硬さを指定します。Fz_ControlModeがPress+, Press-, Followの場合に使用されます。
    Fz_Firmnessの値が大きくなると、Fz方向の力制御機能が硬くなり、力の変化への応答が遅くなりますが、発振しにくくなります。Fz_Firmnessの値が小さくなると、Fz方向の力制御機能が柔らかくなり、力の変化への応答が早くなりますが、発振しやすくなります。
    最小値 0.1
    最大値 200
    デフォルト: 10
  • Tx_ControlModeプロパティー
    フォースガイドシーケンスのForceOrientで指定した座標系におけるTx方向の制御モードを指定します。

    Disabledを指定した場合、Tx方向の力制御機能は実行されません。Press+かPress-を指定した場合、Tx方向の力制御機能は押付けモードとして実行されます。押付けモードではTx_PressForceで指定した力になるように押し付けます。Followを指定した場合、Tx方向の力制御機能は倣いモードとして実行されます。倣いモードでは、外部トルクが“0”になるように動くため、外部トルクが加わると、それに倣うようにロボットが動作します。

    説明
    Disabled 力制御機能を無効にします。
    Press+ 力制御機能は正方向に押し付けるように実行されます。
    Press- 力制御機能は負方向に押し付けるように実行されます。
    Follow 力制御機能は倣うように実行されます。

    デフォルト: Disabled

  • Tx_PressForceプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のTx方向への押し付け力を指定します。Tx_ControlModeがPress+かPress-の場合に使用されます。

    ControlModeがPress+の場合

    値 (単位: [N・mm])
    最小値 -18000
    最大値 0

    デフォルト: 0

    ControlModeがPress-の場合

    値 (単位: [N・mm])
    最小値 0
    最大値 18000

    デフォルト: 0

  • Tx_Firmnessプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のTx方向の力制御機能に関する硬さを指定します。Tx_ControlModeがPress+, Press-, Followの場合に使用されます。

    Tx_Firmnessの値が大きくなると、Tx方向の力制御機能が硬くなり、トルクの変化への応答が遅くなりますが、発振しにくくなります。Tx_Firmnessの値が小さくなると、Tx方向の力制御機能が柔らかくなり、トルクの変化への応答が早くなりますが、発振しやすくなります。

    最小値 10
    最大値 1000000

    デフォルト: 3000

  • Ty_ControlModeプロパティー
    フォースガイドシーケンスのForceOrientで指定した座標系におけるTy方向の制御モードを指定します。

    Disabledを指定した場合、Ty方向の力制御機能は実行されません。Press+かPress-を指定した場合、Ty方向の力制御機能は押付けモードとして実行されます。押付けモードではTy_PressForceで指定した力になるように押し付けます。Followを指定した場合、Ty方向の力制御機能は倣いモードとして実行されます。倣いモードでは、外部トルクが“0”になるように動くため、外部トルクが加わると、それに倣うようにロボットが動作します。

    説明
    Disabled 力制御機能を無効にします。
    Press+ 力制御機能は正方向に押し付けるように実行されます。
    Press- 力制御機能は負方向に押し付けるように実行されます。
    Follow 力制御機能は倣うように実行されます。

    デフォルト: Disabled

  • Ty_PressForceプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のTy方向への押し付け力を指定します。Ty_ControlModeがPress+かPress-の場合に使用されます。

    ControlModeがPress+の場合

    値 (単位: [N・mm])
    最小値 -18000
    最大値 0

    デフォルト: 0

    ControlModeがPress-の場合

    値 (単位: [N・mm])
    最小値 0
    最大値 18000

    デフォルト: 0

  • Ty_Firmnessプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のTy方向の力制御機能に関する硬さを指定します。Ty_ControlModeがPress+, Press-, Followの場合に使用されます。

    Ty_Firmnessの値が大きくなると、Ty方向の力制御機能が硬くなり、トルクの変化への応答が遅くなりますが、発振し難くなります。Ty_Firmnessの値が小さくなると、Ty方向の力制御機能が柔らかくなり、トルクの変化への応答が早くなりますが、発振しやすくなります。

    最小値 10
    最大値 1000000

    デフォルト: 3000

  • Tz_ControlModeプロパティー
    フォースガイドシーケンスのForceOrientで指定した座標系におけるTz方向の制御モードを指定します。

    Disabledを指定した場合、Tz方向の力制御機能は実行されません。Press+かPress-を指定した場合、Tz方向の力制御機能は押付けモードとして実行されます。押付けモードではTz_PressForceで指定した力になるように押し付けます。Followを指定した場合、Tz方向の力制御機能は倣いモードとして実行されます。倣いモードでは、外部トルクが“0”になるように動くため、外部トルクが加わると、それに倣うようにロボットが動作します。

    説明
    Disabled 力制御機能を無効にします。
    Press+ 力制御機能は正方向に押し付けるように実行されます。
    Press- 力制御機能は負方向に押し付けるように実行されます。
    Follow 力制御機能は倣うように実行されます。

    デフォルト: Disabled

  • Tz_PressForceプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のTz方向への押し付け力を指定します。Tz_ControlModeがPress+かPress-の場合に使用されます。
    • ControlModeがPress+の場合

      値 (単位: [N・mm])
      最小値 -18000
      最大値 0

      デフォルト: 0

    • ControlModeがPress-の場合

      値 (単位: [N・mm])
      最小値 0
      最大値 18000

      デフォルト: 0

  • Tz_Firmnessプロパティー
    フォースガイドオブジェクト動作中のTz方向の力制御機能に関する硬さを指定します。Tz_ControlModeがPress+, Press-, Followの場合に使用されます。
    Tz_Firmnessの値が大きくなると、Tz方向の力制御機能が硬くなり、トルクの変化への応答が遅くなりますが、発振しにくくなります。Tz_Firmnessの値が小さくなると、Tz方向の力制御機能が柔らかくなり、トルクの変化への応答が早くなりますが、発振しやすくなります。
    最小値 10
    最大値 1000000
    デフォルト: 3000
  • CFEnabledプロパティー
    フォースガイドオブジェクト終了後も力制御機能を継続するかを指定します。CFEnabledをTrueにしても、フォースガイドシーケンスが終了する場合は、力制御機能を終了します。
    True フォースガイドオブジェクトが終了しても、次のフォースガイドオブジェクトまで力制御機能を継続します。
    False フォースガイドオブジェクト終了時に力制御機能を終了します。
    デフォルト: False
  • EndCheckOperatorプロパティー
    フォースガイドオブジェクトの終了条件を複数使用する場合の組み合わせ条件を指定します。
    ANDを指定した場合、有効にした終了条件の全てが満たされた場合に、フォースガイドオブジェクトの実行を終了し成功したと判定して、次のフォースガイドオブジェクトへ進みます。
    ORを指定した場合、有効にした終了条件のいずれかが満たされた場合に、フォースガイドオブジェクトの実行を終了し成功したと判定して、次のフォースガイドオブジェクトへ進みます。
    説明
    OR OR条件として組み合わせます。
    AND AND条件として組み合わせます。
    デフォルト: And
  • ForceCheckEnabledプロパティー
    フォースガイドオブジェクトの終了条件に力に関する条件を指定します。
    説明
    True 力に関する終了条件を有効にします。
    False 力に関する終了条件を無効にします。
    デフォルト: False
  • ForceCheckModeプロパティー
    力に関する終了条件について、条件とする方向を指定します。
    説明
    Press ControlModeで指定した方向(Press+, Press-)を力の条件とします。
    PressFollow ControlModeで指定した方向(Press+, Press-, Follow)を力の条件とします。
    デフォルト: Press
  • ForceCheckPolarityプロパティー
    力に関する終了条件について、力が指定範囲内に入ったことを条件にするか、指定範囲外に出たことを条件にするかを指定します。
    説明
    Outside 指定範囲の外側に出たことを終了条件とします。
    Inside 指定範囲の内側に入ったことを終了条件とします。
    デフォルト: Inside
  • PressCheckTolFプロパティー
    力に関する終了条件について、その範囲を指定します。Fx, Fy, Fz方向のControlModeでPressを指定された方向についてForceCheckEnabled がTrueの場合に使用されます。
    各方向の力が、PessForce ± PressCheckTolFの範囲に入ること、または出ることを判定します。
    値 (単位: [N])
    最小値 0.1
    最大値 10
    デフォルト: 1
  • PressCheckTolTプロパティー
    力に関する終了条件について、その範囲を指定します。Tx, Ty, Tz方向のControlModeでPressを指定された方向についてForceCheckEnabled がTrueの場合に使用されます。
    各方向の力が、PessForce ± PressCheckTolTの範囲に入ること、または出ることを判定します。
    値 (単位: [N・mm])
    最小値

    シーケンスのVersionが7.5.1のとき: 1

    シーケンスのVersionが7.4.0のとき: 100

    最大値 10000
    デフォルト: 500
  • FollowCheckTolFプロパティー
    力に関する終了条件について、その範囲を指定します。Fx, Fy, Fz方向のControlModeでFollowを指定された方向についてForceCheckEnabled がTrueでForceCheckModeがPressFollowの場合に使用されます。
    各方向の力が、±FollowCheckTolFの範囲に入ること、または出ることを判定します。
    値 (単位: [N])
    最小値 0.1
    最大値 10
    デフォルト: 1
  • FollowCheckTolTプロパティー
    力に関する終了条件について、その範囲を指定します。Tx, Ty, Tz方向のControlModeでFollowを指定された方向についてForceCheckEnabled がTrueでForceCheckModeがPressFollowの場合に使用されます。
    各方向の力が、±FollowCheckTolTの範囲に入ること、または出ることを判定します。
    値 (単位: [N・mm])
    最小値

    シーケンスのVersionが7.5.1のとき: 1

    シーケンスのVersionが7.4.0のとき: 100

    最大値 10000
    デフォルト: 500
  • HoldTimeThreshプロパティー
    力に関する終了条件について、判定までの継続時間を指定します。ForceCheckEnabled がTrueの場合に使用されます。
    指定した条件が、HoldTimeThreshで指定した時間継続した場合、終了条件を満たしたと判定します。
    値 (単位: [sec])
    最小値 0
    最大値 10
    デフォルト: 0
  • PosCheckEnabledプロパティー
    フォースガイドオブジェクトの終了条件に位置に関する条件を指定します。
    説明
    True 位置に関する終了条件を有効にします。
    False 位置に関する終了条件を無効にします。
    デフォルト: False
  • PosCheckTypeプロパティー
    位置に関する終了条件について、あらかじめ定義されたPlaneを使用するか、フォースガイドオブジェクト開始位置からの相対位置を指定するかを設定します。
    RobotPlaneを指定した場合、定義済みのPlaneを用いて終了条件を設定します。RelativePlaneを指定した場合、フォースガイドオブジェクトを実行するたびにフォースガイドオブジェクト開始位置からの相対位置にPlaneを再設定します。
    説明
    RobotPlane 定義済みのPlaneを終了条件として使用します。
    RelativePlane 相対位置にPlaneを設定し、終了条件とします。
    デフォルト: RobotPlane
  • PlaneNumberプロパティー
    位置に関する終了条件について、使用するPlane番号を指定します。
    PosCheckTypeプロパティーでPlaneを指定した場合、指定された番号のPlaneは変更されません。PosCheckTypeプロパティーでRelativeを指定した場合、フォースガイドオブジェクトが実行されるたび、指定された番号に新しいPlaneを再定義します。そのため、元の設定が失われることに注意してください。
    最小値 1
    最大値 15
    デフォルト: 1
  • PlaneEndCondプロパティー
    位置に関する終了条件について、終了と判定する条件を指定します。
    説明
    Outside Planeの外側に出ることを終了条件とします。
    Inside Planeの内側に入ることを終了条件とします。
    デフォルト: Inside
  • PlaneRelativeOrgプロパティー
    位置に関する終了条件について、Planeを設定する相対位置をどの座標系で設定するかを指定します。PosCheckTypeでRelativePlaneが指定された場合に使用します。
    説明
    Base ベース座標系を基準として相対位置を指定します。
    Local ローカル座標系を基準として相対位置を指定します。
    ローカル座標系番号はPlaneRelativeRobotLocalで指定します。
    Tool ツール座標系を基準として相対位置を指定します。
    デフォルト: Tool
  • PlaneRelativeXプロパティー
    位置に関する終了条件について、Planeを設定するX方向の相対位置を指定します。PosCheckTypeでRelativePlaneが指定された場合に使用します。X方向は、PlaneRelativeOrgで指定された座標系にしたがいます。
    値 (単位: [mm])
    最小値 -2000
    最大値 2000
    デフォルト: 0
  • PlaneRelativeYプロパティー
    位置に関する終了条件について、Planeを設定するY方向の相対位置を指定します。PosCheckTypeでRelativePlaneが指定された場合に使用します。Y方向は、PlaneRelativeOrgで指定された座標系にしたがいます。
    値 (単位: [mm])
    最小値 -2000
    最大値 2000
    デフォルト: 0
  • PlaneRelativeZプロパティー
    位置に関する終了条件について、Planeを設定するZ方向の相対位置を指定します。PosCheckTypeでRelativePlaneが指定された場合に使用します。Z方向は、PlaneRelativeOrgで指定された座標系にしたがいます。
    値 (単位: [mm])
    最小値 -2000
    最大値 2000
    デフォルト: 0
  • PlaneRelativeOrientプロパティー
    位置に関する終了条件について、Planeを設定する座標系を指定します。PosCheckTypeでRelativePlaneが指定された場合に使用します。
    PlaneはPlaneRelativeOrientで指定した座標系におけるPlaneAxesで指定された軸上に設定されます。
    Baseが指定された場合、Base座標系におけるPlaneAxesで指定された軸上にPlaneが設定されます。Localが指定された場合、PlaneRelativeRobotLocalで指定された番号のローカル座標系におけるPlaneAxesで指定された軸上にPlaneが設定されます。Toolが指定された場合、ツール座標系におけるPlaneAxesで指定された軸上にPlaneが設定されます。
    説明
    Base ベース座標系を基準として平面方向を設定します。
    Local ローカル座標系を基準として平面方向を設定します。
    Tool ツール座標系を基準として平面方向を設定します。
    デフォルト: Tool
  • PlaneAxesプロパティー
    位置に関する終了条件について、Planeを設定する軸を指定します。PosCheckTypeでRelativePlaneが指定された場合に使用します。
    PlaneはPlaneRelativeOrientで指定した座標系におけるPlaneAxesで指定された軸上に設定されます。
    説明
    XY XY平面にPlaneを設定します。
    YZ YZ平面にPlaneを設定します。
    XZ XZ平面にPlaneを設定します。
    デフォルト: XY
  • PlaneRelativeRobotLocalプロパティー
    位置に関する終了条件について、Planeの相対位置または方向を指定するローカル座標系番号を指定します。PosCheckTypeでRelativePlaneが指定されPlaneRelativeOrgでLocalが指定されるか、PosCheckTypeでRelativePlaneが指定されPlaneRelativeOrientでLocalが指定された場合に使用します。
説明
0 (Base)

ローカル0座標系(ベース座標系)を使用します。

PlaneRelativeOrgやPlaneRelativeOrientでBaseを指定した場合と同じです。

1~15 設定された番号のローカル座標系を使用します。

デフォルト: 0 (Base)

  • IOCheckEnabledプロパティー
    フォースガイドオブジェクトの終了条件にI/Oに関する条件を指定します。
    説明
    True I/Oに関する終了条件を有効にします。
    False I/Oに関する終了条件を無効にします。
    デフォルト: False
  • IOCheckInputBitプロパティー
    I/Oに関する終了条件について、判定対象のビットを指定します。IOCheckEnabledがTrueの場合に使用されます。
    最小値 0
    最大値 7167
    デフォルト: 0
  • IOCheckInputStatusプロパティー
    I/Oに関する終了条件について、判定条件を指定します。IOCheckEnabledがTrueの場合に使用されます。
    IOCheckInputBitで指定したビットにより、終了条件を満たしたと判定します。
    説明
    Off 入力ビットがオフ(0)のとき、条件を満たしたと判定します。
    On 入力ビットがオン(1)のとき、条件を満たしたと判定します。
    デフォルト: Off
  • Timeoutプロパティー
    フォースガイドオブジェクトのタイムアウト時間を指定します。
    Timeoutで指定した時間を超えても、ForceCheckEnabled, PosCheckEnabled, IOCheckEnabledで有効にした条件を満たさなかった場合、押付けオブジェクトに失敗したと判定します。
    判定後、AbortSeqOnFailにしたがって、フォースガイドシーケンスを終了するか、次のフォースガイドオブジェクトへ進みます。
    ForceCheckEnabled, PosCheckEnabled, IOCheckEnabledがFalseの場合、Timeoutで指定した時間経過したらフォースガイドオブジェクトを終了し、成功したと判定して次のフォースガイドオブジェクトへ進みます。
    値 (単位: [sec])
    最小値 0.1
    最大値 60
    デフォルト: 10