設置
設置は、当社、および販売元が行っている、導入トレーニングを受けた方が行ってください。また、必ず各国の法規と法令にしたがってください。
注意
周辺の建物、構造物、機器などと干渉しないようにロボットを配置してください。周辺機器と衝突したり、人体を挟み込む恐れがあります。
架台の剛性によっては、マニピュレーター動作時に共振 (共振音や微振動)が発生する場合があります。共振が発生する場合には、架台の剛性をあげるか、マニピュレーターの速度または加減速度を変更してください。
マニピュレーターの設置や移設作業は、必ず2人以上で行ってください。マニピュレーター質量は、以下のとおりです。マニピュレーターの落下による損害や、手や足などの挟み込みに十分注意してください。
- LA3-A401S: 約12 kg : 26.5 lbs. (ポンド)
- LA6-A502S, 602S: 約16 kg : 35.3 lbs. (ポンド)
- LA6-A702S: 約17 kg : 37.5 lbs. (ポンド)
ベースを4本のボルトで架台に固定します。
キーポイント
ボルトは、強度がISO898-1 property class 10.9 または 12.9相当のものを使用してください。
締付トルク: 32.0 N·m (326 kgf·cm)
| 記号 | 説明 |
|---|---|
| a | M8×25 |
| b | スプリングワッシャー |
| c | 平ワッシャー |
| d | ねじ穴 (深さ 20 mm以上) |