ケーブル接続

警告


  • 電源のロックアウトは、電源プラグを抜くことにより行います。AC電源ケーブルは必ず電源プラグに接続し、工場電源などには直結しないでください。

  • 交換作業は、作業中であることを周知した上で必ずコントローラーと関連装置の電源をオフし、電源プラグを抜いた状態で行ってください。通電したままの作業は、感電の危険や、故障の可能性があります。

  • ケーブルは確実に接続してください。また、ケーブルに重い物を載せたり極端に曲げたり、無理に引っ張ったり、挟んだりしないてください。ケーブルの損傷, 断線, 接触不良の原因となり、システムが正常に動作しない可能性や、感電の危険があります。

  • マニピュレーターのアースは、コントローラーとの接続により行っています。コントローラーの接地とケーブルの接続を確実に行ってください。アース線が確実に接地されていないと、火災や感電の危険があります。

注意


  • マニピュレーターとコントローラーの接続を行うときは、接続関係を間違えないでください。接続関係を間違えると、ロボットシステムが正常に動作しないばかりでなく、重大な安全上の問題を引き起こす可能性があります。マニピュレーターとコントローラーの接続方法は、コントローラーにより異なります。接続の詳細は、以下のマニュアルを参照してください。
    "コントローラーマニュアル"
  • 6軸ロボット用のコントローラーに、Gシリーズマニピュレーター, E2シリーズマニピュレーター, RSシリーズマニピュレーターを接続すると、マニピュレーターが破損します。

マニピュレーターがクリーン仕様の場合は、排気の接続が必要です。排気については、以下に記載しています。
Appendix A: 仕様表

マニピュレーターとM/Cケーブルの接続方法

マニピュレーター天面のM/Cケーブル用ハウジングにM/Cケーブルフードを差し込み、ハウジング付属のロックで固定します。

  1. M/Cケーブル用ハウジングの両側のロック板を開きます。

  2. M/Cケーブルフードを奥までしっかりと挿入します。

  3. M/Cケーブル用ハウジングの両側のロック板を閉じます。

L字(標準) ストレート
挿抜に必要な最小距離 装着時の距離 挿抜に必要な最小距離 装着時の距離

M/Cケーブルとコントローラーの接続

M/Cケーブルの、パワーコネクターとシグナルコネクターを、それぞれコントローラーに接続します。

イラスト: RS4-C351S

記号 説明
a M/Cシグナル
b M/Cパワーケーブル

注意


  • 床へケーブルを引き回す際はプロテクターなどで保護を行ってください。保護が行われていない場合、ケーブルに躓き転倒するおそれがあります。
  • M/Cケーブル接続時は作業に適した作業台を使用してください。高所での作業のため、バランスを崩し落下するおそれがあります。