JS関数
Jump Sense, Jump3 Sense, Jump3CP Sense, JumpTLZ Sense実行後、Sense入力が成立したかどうかを返す関数です。
書式
JS
戻り値
"True"または"False"を返します。
- True: Sense入力条件が成立してアームが目標座標上方で停止した場合、JSは"True"を返します。
- False: アームがJump命令で設定された目標位置に到達し正常な動作を完了すると、JSは、"False"を返します。
解説
JSは、JumpやSense命令とセットで用います。JS命令の目的は、Jump命令が指示した動作中に (Senseで設定した)入力条件が成立したかどうかを返します。入力条件が成立するとJSは"True"を返します。入力条件が成立せず、アームが目標位置に到達するとJSは、"False"を返します。
JSは、単に状態を確認する命令で、動作を発生させたり動作中に何かの入力をチェックしたりする機能はありません。動作を指示するにはJump命令を用い、場合によって、そのJump命令によって起こる動作中に特定の入力をチェックするために、Sense命令を用います。
注意
JS は直前に使用したJump命令, Jump3命令, Jump3CP, JumpTLZ命令とのみ連携します
JSは、直前に使用したJump命令の入力チェック (Sense命令によって指示されます)のみを行います。次のJump命令が起動すると、JS命令は、その新しいJump命令についての状態を返します。最初のJump命令に対する状態データは、返すことはできません。状態チェックが必要なJump命令には、必ずその直後にJSチェックを行うようにします。
参照
JT関数, Jump, Jump3, Jump3CP, JumpTLZ, Sense
JS関数使用例
Function SearchSensor As Boolean
Sense Sw(5) = On
Jump P0
Jump P1 Sense
If JS = True Then
Print "Sensor was found"
SearchSensor = True
EndIf
Fend