AngleStart プロパティー

適用
ビジョンオブジェクト: ArcFinder、ArcInspector、Contour、Correlation、Edge、Geometric

解説
角度サーチの中心、または円弧をサーチする範囲の開始角度を設定します。

用法

VGet  Sequence.Object.AngleStart, var
VSet  Sequence.Object.AngleStart, value

Sequence

シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数

Object

オブジェクト名かオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。

var

プロパティーの値を示す実数変数

value

プロパティーの新しい値を示す実数または式

値

• CorrelationとGeometricの場合:
  • 0から360(度)の実数
  • デフォルト: 0
• CorrelationとGeometric以外の場合:
  • AngleEnd -10～360(度)の実数
  • デフォルト: 45

詳細説明
CorrelationとGeometricの場合、AngleStartは、角度サーチの中心を設定します。このプロパティーは、AngleEnableが"True"に設定されていないと有効になりません。Vision GuideはAngleRangeプロパティーを用いてAngleStartで指定した角度を中心にAngleRange範囲をサーチします。例えば、AngleStartが45度、AngleRangeが10度に設定されていると、35度から55度の間をサーチします。

ArcFinder、ArcInspector、Contour(ContourMode=Arc)、Edge(SearchType=Arc)の場合、AngleStartは、円弧の検出、および検査範囲の開始位置を設定します。円弧の検出、および検査範囲は、AngleStart～AngleEnd内となります。

参照
Angle リザルト, AngleEnable プロパティー, AngleEnd プロパティー, AngleMaxIncrement プロパティー, AngleRange プロパティー, ArcFinderオブジェクト, ArcInspectorオブジェクト, Contour オブジェクト, Correlationオブジェクト, Edgeオブジェクト, Geometricオブジェクト