AngleObject プロパティー

適用
ビジョンオブジェクト: ImageOp, Point

解説
どのオブジェクトに基づきオブジェクトの角度を決定するかを設定します。

用法

VGet  Sequence.Object.AngleObject, var
VSet  Sequence.Object.AngleObject, value

Sequence

シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数

Object

オブジェクト名かオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。

var

プロパティーの値を示す文字列変数

value

プロパティーの新しい値を示す文字列または式

値
"Screen"、またはAngleリザルトを返すオブジェクトの前にあるオブジェクトの名前

デフォルト: Screen (オブジェクト作成時の初期状態)

詳細説明
ImageOpオブジェクトに対しては、OperationプロパティーのRotate設定を使用し、AngleObjectに設定されたオブジェクトのAngleリザルトにしたがって画像を自動的に回転させます。

AngleObjectにオブジェクトを指定し、オブジェクトが回転している角度分を補正する場合、RotationDirectionプロパティーを"2 - CW"に設定します。

Pointオブジェクトに対しては、AngleObjectプロパティーに指定したオブジェクトのリザルトの角度をリザルトの角度として出力します。たとえば、PointオブジェクトのAngleObjectにBlobを設定した場合、Pointオブジェクトのリザルトの角度はBlobのリザルトの角度になります。AngleObjectに指定されたオブジェクトが複数のリザルトを持つ場合、AngleObjectResultプロパティーにより使用するリザルト番号を指定することができます。

AngleObjectには次のオブジェクトを指定することができます。

Blob, Correlation, Geometric, Polar, Point, Line, CodeReader, Frame, LineFinder, DefectFinder, CornerFinder, BoxFinder, Coordinates

参照
AngleObjectResultプロパティー, Blobオブジェクト, BoxFinderオブジェクト, CodeReaderオブジェクト, Contourオブジェクト, Correlationオブジェクト, DefectFinderオブジェクト, Frameオブジェクト, Geometricオブジェクト, ImageOpオブジェクト, Operation プロパティー, Polarオブジェクト, Pointオブジェクト, RotationAngle プロパティー, RotationDirection プロパティー, Lineオブジェクト, LineFinderオブジェクト