AutoRefModeプロパティー
適用
ビジョンキャリブレーション
解説
キャリブレーション基準点の自動計算のときに、動作または動作時の角度に関わるモードを設定または返します。
用法
VGet Calibration.AutoRefMode, var
VSet Calibration.AutoRefMode, value
- Calibration
- キャリブレーション名かキャリブレーションを示す文字列変数
- var
- プロパティーの値を示す整数変数
- value
- プロパティーの新しい値を示す整数または式
値
- 1 - Rough
- ビジョン定数: VISION_AUTOREFMODE_ROUGH
- 粗い位置決めを行います。
- 2 - Fine
- ビジョン定数: VISION_AUTOREFMODE_FINE
- 精密に位置決めを行います。
- 3 - Manual
- ビジョン定数: VISION_AUTOREFMODE_MANUAL
- 位置決めのためにロボットが動く角度を手動で入力します。
デフォルト: 1 - Rough
詳細説明
モバイルJ2カメラキャリブレーションを行う場合
Roughに設定するとロボットは小さく動きます。Fineに設定するとロボットは左右姿勢変更をともない大きく動きます。Manualに設定するとロボットの動作角度を手動で入力できるようになります。ただし、Manualではロボットは左右姿勢変更をともないません。
モバイルJ4, J6カメラキャリブレーションの場合
Roughに設定するとロボットは小さく動きます。Fineに設定するとロボットはツールが180°回転するように動きます。Manualに設定するとロボットの動作角度を手動で入力できるようになります。
参照
VCal ステートメント, VDefArm ステートメント, VDefTool ステートメント, AutoRefFinalRotationプロパティー, AutoRefInitRotationプロパティー