Here

現在位置をロボット座標として教示します。

書式
Here 座標

パラメーター

座標
P番号, P(式), ポイントラベルのいずれかを指定します。

注意


  • Hereステートメントと並列処理

    Hereステートメントと並列処理を1つの動作命令内で混在させることはできません。

    Go Here :Z(0) ! D10; MemOn 1 !
    

    上記のような使い方はできません。

    P999 = Here
    Go P999 :Z(0) ! D10; MemOn 1 !
    

    上記のようなプログラムに変更してください。

  • Hereステートメントとマルチタスク

    HereステートメントをXqtなどで実行したマルチタスク関数内で実行したとき、メインタスク内でMove, Goなどでロボットが動作中である場合、エラー停止します。

    CurPosを使うことで、動作中の現在位置が取得できます。

    Function Xqt_PrintHere
    Do
    Print CurPOS
    Wait 0.1
    Loop
    Fend
    Function main
    Xqt 10, Xqt_PrintHere
    Go P0
    Fend
    
  • CPとの併用

    パスモーション有効時にHereを使用する場合、Hereを指定した動作の前で動作軌道が合成されずに減速します。 以下のような使い方をした場合、P1で減速して停止した後に、次の動作を開始します。

    Go P1 CP    
    Go Here+X(100)    
    

    停止せずに動作させたい場合は、Hereの位置を事前に計算するようにプログラムを修正してください。

    Go P1 CP    
    Go P1+X(100)    
    

参照
Here関数, CurPos

Here使用例

Here P1
Here pick