AreaCorrectionInv関数

補正済みのポイントをもとに戻す関数

書式
AreaCorrectionInv(ポイント指定, エリア番号)

パラメーター

ポイント指定

補正の対象とするポイントデータを指定します。

エリア番号

エリア番号(1～8の整数)を式または数値で指定します。

解説
AreaCorrection関数で補正済みのポイントに対して、補正前のポイントデータを返します。

実際にティーチングをして作成したポイント、または補正済みのポイントに対してAreaCorrectionInvを適用すると、補正前のポイントデータが得られます。

設定されていない補正エリアを指定した場合は、エラーになります。

参照
AreaCorrectionSet, AreaCorrectionClr, AreaCorrectionDef関数, AreaCorrectionOffset関数

AreaCorrectionInv使用例

Function AreaCorrectionTest
    '  P(1:4) 基準点
    P1 = XY(-100, 200, -20, 0)
    P2 = XY(100, 200, -20, 0)
    P3 = XY(-100, 400, -20, 0)
    P4 = XY(100, 400, -20, 0)
    '  P(11:14) 実際はP(1:4)をティーチングしたポイントを用いる
    P11 = XY(-100, 200.5, -20, 0)
    P12 = XY(100.3, 200.1, -20, 0)
    P13 = XY(-100.4, 400.8, -20, 0)
    P14 = XY(100.2, 400.4, -20, 0)
    '  補正エリアを設定
    AreaCorrectionSet 1, P(1:4), P(11:14), MODE_PLANE
    P888 = AreaCorrection(P1, 1) ' P888は補正済みのポイント
    P999 = AreaCorrectionInv(P888, 1) ' P999は変換前のポイント
    Print Dist(P11, P888)
    Print Dist(P1, P999)
Fend

[出力結果]

0
0