ArmCalib

現在選択されているロボットのアーム長補正を有効、または無効にします。

書式
ArmCalib On | Off

Iパラメーター

On | Off
アーム長補正を有効状態にする場合にはOnを、無効状態にする場合にはOffを指定します。

解説
ArmCalib On命令はアーム長補正を有効状態にします。ArmCalib Onを実行すると、Arm 0にArmCalibSetで指定した補正値が設定され、Armが "0"に切り替わります。

ArmCalib Off命令はアーム長補正を無効状態にします。ArmCalib Offを実行すると、Arm 0に標準パラメーターが設定されます。ArmCalib Offを実行時、Armは自動で切り替わりません。

アーム長補正オプションを購入した場合は、出荷時にアーム長補正が有効に設定されています。

アーム長補正有効状態でArmを "0"以外に設定した場合は、設定したArm番号の設定で動作します。

注意


  • このコマンドは、アーム長補正オプションがインストールされている場合のみ使用できます。

  • ArmCalib On状態のバックアップファイルをアーム長補正オプション無効のコントローラーへリストアしないでください。

    ArmCalib On状態のバックアップファイルをアーム長補正オプション無効のコントローラーへリストアすると、自動的にArmCalib Off状態になります。別コントローラーへリストアするさいに注意してください。


参照
ArmCalibClr, ArmCalibSet, ArmCalibDef関数

ArmCalib使用例
次の例はコマンドウィンドウから実行します。

> ArmCalib On

> ArmCalib Off