AutoOrientationFlag
N6-A1000**の姿勢フラグを変更します。
書式
AutoOrientationFlag { On | Off }
パラメーター
- On | Off
-
- On: AutoOrientationFlagを有効にします。
- Off: AutoOrientationFlagを解除します。 (デフォルト)
解説
AutoOrientationFlagは、下記の命令で有効です。
Go, BGo, TGo, Jump3, JumpTLZ
下記の姿勢フラグを変更します。
| 対象機種 | パラメーターOFF/ON | 姿勢フラグ | 備考 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 腕 | 肘 | 手首 | |||
| N6-A1000** | OFF | - | - | - | ユーザーが指定した姿勢フラグで動作します。(デフォルト) |
| ON | - | 〇 | 〇*1 | 姿勢フラグに迷った場合は、"ON"を選択してください。 | |
〇: AutoOrientationFlag を "ON"に設定すると、姿勢フラグが変更されます。
*1: 手首姿勢フラグは、肘姿勢フラグを変更する場合のみ変更されます。手首姿勢フラグを変更する場合、J4軸の移動量が最少となる姿勢フラグとなります。
LJM関数との併用
LJM関数を併用して使用した場合、手首姿勢Flag, J4Flag, J6Flagは、LJM関数で選択した姿勢になります。例えば、LJM関数の姿勢フラグ選択を "3"にした場合、J5軸の移動量が最少移動量となる手首姿勢Flag,J4Flag, J6Flagを選択します。また、LJM関数を併用しなかった場合、J4軸が最少移動量となる手首姿勢Flag,J4Flag, J6Flagを選択します。
AutoOrientationFlag使用例
Motor On
Power High
AutoOrientationFlag On
Go P1
Go P2
AutoOrientationFlagを"ON"にした場合
P点と赤線との位置の関係により、次のようにフラグが変更されます。
P点が赤線より上の位置: Above
P点が赤線より下の位置: Below