設定方法

ユーザー定義出力リモートI/Oの追加

出荷時には、ユーザー定義出力リモートI/Oは定義されていません。使用する場合は、設定画面で追加を行い、出力条件の設定を行います。追加されたI/Oが、リモート出力設定で選択できるようになります。

[システム設定] - [コントローラー] - [リモート] - [ユーザー出力]

[追加]ボタンをクリックします。次の画面が表示されます。

各項目の選択、条件式の設定を行い、[適用]ボタンをクリックして追加を行います。

  • [名前]

    信号名を設定します。デフォルトは"UseroutputX"が設定されています。

    X = I/O番号

    この名称が、リモート出力設定やI/Oモニターで表示されます。

  • [タイプ]

    出力形式を選択します。

  • [極性]

    条件成立時に出力する極性を選択します。

    アクティブハイ: High, アクティブロー: Low

  • [On条件]

    出力の開始条件を設定します。全ての出力形式での設定が必要です。

  • [Off条件]

    ラッチ出力を選択した場合に、設定が必要です。

  • [パルス幅]

    パルスを選択したときに、出力パルス幅をms単位で設定します。

  • [ロボット番号]

    On条件, Off条件にロボットに関わる式を使用する場合に、設定が必要となります。

    条件には、1台のロボットに対する条件しか設定できません。

    ロボットに関わる条件を使用しない場合、設定の必要はありません。

    キーポイント


    登録されていないロボット番号を指定すると、コントローラーの再起動時に初期化エラーとなります。

リモート出力の設定

追加したI/O出力を有効にするには、登録したユーザー定義を対象のI/Oに割りつける必要があります。

割りつけは、リモート出力で行います。

[システム設定] - [コントローラー] - [リモート] - [出力]

出力信号に追加した信号名が表示されます。出力するビットを選択します。