リモート入力

リモート入力は、機能ごとに定められた有効条件を満たすときに、信号を入力することによって、ロボットやコントローラーに対して外部から操作を可能にするものです。

外部からのリモート入力を受付可能にするためには、リモート機能を割りあてるほかに、コントロールデバイスをリモートに設定する必要があります。外部からのリモート入力を受付可能な場合、"AutoMode出力"がオンになります。

"SelProg"以外の信号は、信号の立ち上がりで入力受付条件が成立している場合に、各機能を実行します。機能は自動的に実行されるので、特別なプログラムを作成する必要はありません。

キーポイント


  • エラーが発生したら、リモート入力コマンドを実行する前に、"Reset"を実行してエラー状態をクリアしてください。リモート装置がエラー状態をモニターしてクリアするためには、"Error出力"と"Reset入力"を使用してください。
  • リモート入力コマンドが入力受付条件を満たしていない場合、CmdError信号が出力されます。CmdError信号は、リモートI/O出力信号のデフォルトに設定されていません。リモート機能を使用する場合は、リモートI/O出力信号にCmdError信号を設定してください。