VCreateCalibration ステートメント

適用
ビジョンキャリブレーション

解説
VCreateCalibrationは、プログラム実行中にビジョンキャリブレーションを作成します。

用法

VCreateCalibration   CameraNumber, CalibrationName, [CopyCalibName]

CameraNumber

新しいキャリブレーションで使用するカメラ番号を示す数式

CalibrationName

新しいキャリブレーション名を示す文字列式

CopyCalibName

コピー元のキャリブレーション名を示す文字列式(省略可)

詳細説明
プログラム実行中にキャリブレーションを作成する基本的な手順です。

1. VCreateCalibrationを実行します。
2. VSetを使用し、CameraOrientationとTargetSequenceプロパティーを設定します。ほかのプロパティーも必要に応じて設定します。
3. カメラがスタンドアローンでない場合は、キャリブレーション用のポイントファイルを同じ名前で作成する必要があります。あるいは、VCalPointsを呼び、キャリブレーションポイントをティーチします。
4. VCalを実行してキャリブレーションを行います。
5. シーケンスのCalibrationプロパティーを設定し、新しいキャリブレーションが使用されるようにします。
6. VSaveを実行して、変更を保存します。

ビジョン設定の変更を保存するには、必ずVSaveを呼び出してください。

使用例

Function CreateCal
    String cal$

    cal$ = "mycal"
    VCreateCalibration 1, cal$
    VSet cal$.CameraOrientation, VISION_CAMORIENT_MOBILEJ2
    VSet cal$.TargetSequence, "calSeq"
    VCalPoints cal$
    VCal cal$
    VSave
Fend

参照
VCreateObject ステートメント, VCreateSequence ステートメント, VSave ステートメント