VTeach ステートメント

適用
ビジョンオブジェクト: ColorMatch、Correlation、DefectFinder、Geometric、ImageOp、OCR、Polar、Contour

解説
VTeachは、SPEL+ プログラムからビジョンモデルを教示します。

用法

VTeach Sequence.Object, var [, addSample [, keepDontCares] ]
Sequence
シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数
Object
オブジェクト名かオブジェクト名を示す文字列変数。オブジェクトは指定されたシーケンスに存在していなければなりません。
addSample
サンプルを追加する場合は"True"、新規モデルとして追加する場合は"False"省略可能で、省略すると新規モデルとして追加します。
keepDontCares
既存の検出マスクを利用する場合は"True"、破棄する場合は"False"
var
返される状態を示す整数変数


状態をvarで返します。

教示が成功すると、varの値は「1」を、教示が失敗した場合は「0」を示します。例えば、シーケンスまたはオブジェクトが存在しなかった場合、またはモデルに教示するためのデータが不十分な場合は、varの値は「0」を示します。

詳細説明
VTeachをコールする前に、オブジェクトが存在しなければなりません。VTeachが実行されると、最初に画像を取得し、ImageOpオブジェクトがすべて実行された後、現在のモデルウィンドウでモデルが教示されます。ColorMatch, ImageOpオブジェクトを使用する際は、VTeachを行う前に必ずCurrentModelプロパティーを設定してください。

VTeachを実行した後は、必ずVSaveを呼び出し、新しい設定を保存してください。

使用例

Integer status

VTeach seq1.corr01, status
If status = 1 Then
    VSave
EndIf

参照
CurrentModel プロパティー, VSaveModel ステートメント, VTrain ステートメント