VSaveImage ステートメント
適用
ビジョンシーケンス
解説
現在のフレームグラバー画像をディスクファイルに保存します。
用法
VSaveImage Sequence, fileName[, saveGraphics]
- Sequence
- シーケンス名かシーケンス名を示す文字列変数
- fileName
- パスとファイル名。有効な拡張子は、次のものです。.bmp(デフォルトフォーマット)、.tif、.jpg
- saveGraphics
- 画像検出結果のグラフィクスを含めて保存するか否かをBoolean値で指定(省略可)
詳細説明
VSaveImageは、ランタイムに画像をディスクファイルに保存するとき用います。この機能はパーツが検出できない画像を解析するとき、特に便利な機能です。
保存する画像は、現在表示されている画像です。保存したい画像があるシーケンスでは、RuntimeFreezeプロパティーの設定が"True"になっていることを確認してください。
コンパクトビジョンの場合、fileNameにはCVに接続したUSBメモリーを"CVUSB:\path\filename"のように指定することができます。
saveGraphics引数が"True"の場合、画像とシーケンスのリザルトグラフィックスが保存されます(デフォルトは"False")。
ただし、AsyncModeプロパティーが"True"に設定されたシーケンスに対してVRunを実行した直後では、シーケンス処理が完了していない可能性があります。VGetを呼び出すことでシーケンス処理の完了を待ってからVSaveImageを呼び出すようにすると、確実に画像とシーケンスのリザルトグラフィクスが保存されます。
使用例
VRun seq1
VGet seq1.AllFound, found
If found = False Then
VSaveImage seq1, "c:\badimages\seq1.bmp"
EndIf