VDefToolXYZUVW ステートメント
適用
ビジョンキャリブレーション
解説
VDefToolXYZUVWは3つのツール定義を用いてツールオフセット値(UVW)を算出します。
用法
VDefToolXYZUVW ToolNumber1, ToolNumber2, ToolNumber3, ToolType
- ToolNumber1
- 1つ目のツール定義のツール番号を示す整数変数(1~15)
- バー型ではツール先端部を示すツール番号を指定します。平面型ではツール中心を示すツール番号を指定します。
- ToolNumber2
- 2つ目のツール定義のツール番号を示す整数変数(1~15)
- バー型ではツール中央部を示すツール番号を指定します。平面型ではツール中心以外を示す、ToolNumber3と異なるツール番号を指定します。
- ToolNumber3
- 3つ目のツール定義のツール番号を示す整数変数(1~15)
- バー型ではツール根元部を示すツール番号を指定します。平面型ではツール中心以外を示す、ToolNumber2と異なるツール番号を指定します。
- ToolType
- ツールの種別を示す整数変数
- ビジョン定数の数値は以下を参照してください。
- VISION_DEFTOOL3D_BAR: バー型
- VISION_DEFTOOL3D_PLANE: 平面型
詳細説明
VDefToolXYZUVWは、3つのツール定義を用いてツールオフセット値(UVW)を算出します。算出したツールオフセット値は、指定したToolNumber1のU, V, Wに設定されます。このとき、ToolNumber1のX, Y, Zは変更されません。
- ToolTypeがバー型の場合: ToolNumber2, 3を結んだベクトルが、ToolNumber1の姿勢として設定されます。
- ToolTypeが平面型の場合: ToolNumber1, 2, 3から成る平面の法線が、ToolNumber1の姿勢として設定されます。
使用例
'ツール先端部の位置オフセットを求める
VDefToolXYZ 1, 0, 1, 2, seq01, seq02, 5, 30, 1, 5, 5
'ツール中央部の位置オフセットを求める
VDefToolXYZ 2, 0, 3, 4, seq03, seq04, 5, 30, 1, 5, 5
'ツール根元部の位置オフセットを求める
VDefToolXYZ 3, 0, 5, 6, seq05, seq06, 5, 30, 1, 5, 5
'ツールの姿勢オフセットを求め、ツール1に登録する
VDefToolXYZUVW 1, 2, 3, VISION_DEFTOOL3D_BAR