モニターによる動作分析
フォースガイドシーケンスの動作結果をEpson RC+で確認する方法を説明します。
- [Force Guide]ウィンドウを表示します。
- [ScrewUp]のシーケンスフローをクリックします。
- [モニター]タブを選択します。
[力]タブを選択します。グラフに、[ScrewUp]シーケンスを実行している間の力や、位置が表示されます。
- [1D位置]タブを選択します。
解析用のグラフが表示されます。(横軸: 時間, 縦軸: 位置)
位置Zのグラフを見ると、CurZ(現在の位置)が、約3mm下がっています。これは、ねじの挿入方向に進んでいることを示しています。
また、位置X, 位置Y のグラフを見ると、RefPos(基準位置)は固定されていますが、CurPosが約0.1mmの範囲で動いています。これは、ねじの挿入に合わせて倣っていることを示しています。
- [2D位置]タブを選択します。
解析用のグラフが表示されます。(縦軸, 横軸: 位置)
[1D位置]タブで確認したことを、各平面に投影したグラフとして確認できます。縦軸と横軸のスケールの違いに注意して確認してください。
- [位置差分]タブを選択します。
力制御によるシフト分を相対的な位置変化として記録しています。[1D位置]タブのグラフとは、異なります。
- グラフの表示単位などを変更し、力や位置の変化の状態を確認してみましょう。
正しく挿入されなかった場合、設定が間違っている可能性があります。下記を参考に、本チュートリアルの手順を再度確認してください。
- 押付力の向きは正しいか
- 開始位置が穴から大きくずれていないか
- AccelS, SpeedSの設定が間違っていないか
- DestRelativeZの設定値が短くないか
これで、ネジ締めのチュートリアルを終わります。