ツール設定の確認
ツール設定の方法を説明します。
“ネジ締め”では、実際のネジ締めの方向と、現在のツール設定の対応を意識する必要があります。
ノギスなどを使用して、J6フランジ面から、電動ドライバーの先端までのX, Y, Zの距離を測定します。
[コマンドウィンドウ]で下記を実行します。“LengthX, LengthY, LengthZ”は、手順(1) で測定した値を入力してください。
> Tlset 1,XY(LengthX,LengthY,LengthZ,0,0,0)
Epson RC+ メニュー-[ツール]-[Simulator]を選択します。[シミュレーター]ウィンドウが表示されます。
オブジェクトツリー-[マニピュレーター名]-[Tool]を選択します。
“No.1”-[表示]チェックボックスをチェックします。
[シミュレーター]ウィンドウの表示と、実際のロボットと比較し、ツール設定が合っていることを確認します。
[シミュレーター]ウィンドウの表示から、ツールの+Z方向に対してネジ締めすることが分かりました。
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