設定の確認

シミュレーターを使用して、以下の設定が正しいことを確認する方法を説明します。

  • 挿入時の押付方向
  • 挿入開始判定のための進入検出平面 (Plane)
  1. Epson RC+メニュー-[ツール]-[Simulator]をクリックします。
    [シミュレーター]ウィンドウが表示されます。
  2. オブジェクトツリー-[Tool]をクリックします。“No.0”-[表示]チェックボックスをチェックします。“ツール0”の矢印が表示されます。
  3. オブジェクトツリー-[Force Sesnor]をクリックします。
    [Transparent] プロパティーを“True”にします。“ツール0”の矢印原点が、表示されます。
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  4. オブジェクトツリー-[Force]-[Force Guide]-[USBInsertion]を選択します。
    “ContactProbe01”と、“Press01”-[表示]チェックボックスをチェックします。
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  5. Plane設定を確認します。黄色の矢印を非表示にして見やすくするため、手順(4)でチェックしたチェックをはずします。
  6. [Force Guide]ウィンドウ-[ContactProbe01]のプロパティー-[Pos End Condition]-[PosCheckEnabled]を“True”に設定します。
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  7. [Force Guide]ウィンドウ-[ContactProbe01]のプロパティー-[Pos End Condition] - [PosCheckType]の設定値 “RelativePlane”の右側にあるアイコンをクリックします。
  8. 次のダイアログが表示されます。
    [PosCheckType:]が、“RelativePlane”となっていることを確認します。
    [作成]ボタンをクリックします。
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  9. 次のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
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  10. [PosCheckType]ダイアログで、[OK]ボタンをクリックします。
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  11. [シミュレーター]ウィンドウを表示します。
    オブジェクトツリー-[Plane]を選択します。
    “No. 1”-[表示]と[原点表示]チェックボックスをチェックします。
    Plane 1は、ContactProbeの進入検出平面です。原点表示の赤色矢印(Z方向)の範囲内にツールが存在すると、Planeの返り値はTrue, 範囲外だと Falseに設定されます。
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【参考】 Planeとの位置関係
ロボットの現在位置と、Planeの位置の関係は、下表のとおりです。Planeの原点から、+Z方向の領域に現在位置がある場合、“内側 (Inside)”となります。

外側
内側

Planeとの位置関係

垂直6軸型ロボット

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Planeの判定値

(GetRobotInsidePlane)

0 = Outside 1 = Inside
  1. 挿入方向と異なる位置にPlane平面や、PlaneのZ軸の方向 (終了判定条件)が表示される場合は、下記を参照し、設定を変更してください。
    ソフトウェア編 プロパティーの設定