Asc関数
文字列の先頭の第1文字に対するASCIIコードを返します。 (キャラクターコードを10進数で返します。)
書式
Asc(置換文字列)
パラメーター
- 置換文字列
- 1文字以上の文字列を、文字列式または直接文字列で指定します。
戻り値
Asc関数に送られた文字列の、第1番目の文字に対する整数値を返します。
解説
Asc関数は、文字列の先頭の1文字のキャラクターコードを10進数で返します。Asc関数に送られる文字列は、定数でも変数でもかまいません。
注意
ASCII値が返されるのは、第1文字についてだけです
Asc関数では1文字以上の長さがある文字列を使うことができますが、実際には、その第1文字だけが使われます。Ascは、文字列の第1文字のASCII値だけを返します。
参照
Chr$, InStr, Left$, Len, Mid$, Right$, Space$, Str$, Val
Asc関数使用例
この例では、プログラム中とコマンドウィンドウからの操作で、次のようなAsc関数を使っています。
Function asctest
Integer a, b, c
a = Asc("a")
b = Asc("b")
c = Asc("c")
Print "The ASCII value of a is ", a
Print "The ASCII value of b is ", b
Print "The ASCII value of c is ", c
Fend
コマンドウィンドウでの操作例
>print asc("a")
97
>print asc("b")
98
>