ATRQ
指定した関節の実効トルク値を表示します。
書式
ATRQ [関節番号]
パラメーター
- 関節番号
- 関節番号を整数値または式で指定します。省略可能です。付加軸のS軸は8、T軸は9になります。
結果
全関節について現在の実効トルク値を表示します。
解説
ATRQは、指定した関節の実効トルク値を表示します。ATRQ命令で、モーターの負荷状態がわかります。結果は0~1までの実数値で表わされます。最大実効トルク値は "1"になります。
ATRQ実行前に、必ずATCLRを実行してください。
ATRQ命令には、時間制限があります。ATCLR実行後、60秒以内にATRQを実行してください。60秒を超えると、エラー4030 "トルク実行値飽和状態"が発生します。
参照
ATCLR, ATRQ関数, PTRQ
ATRQ使用例
> atclr
> go p1
> atrq 1
0.028
> atrq
0.028 0.008
0.029 0.009
0.000 0.000
>