AvgSpeed関数
指定した関節の速度の絶対値の平均値を返します。
書式
AvgSpeed (関節番号)
パラメーター
- 関節番号
- 関節番号を整数値、または式で指定します。付加軸のS軸は8、T軸は9になります。
戻り値
0~1までの実数値で返します。
解説
AvgSpeed関数は、指定した関節の速度の絶対値の平均値を返します。AvgSpeed関数で、モーターの負荷状態がわかります。結果は0~1までの実数値で表わされます。最大平均速度は1になります。
AvgSpeed関数実行前に、必ずAvgSpeedClearを実行してください。
AvgSpeed関数には、時間制限があります。AvgSpeed実行後、60秒以内にAvgSpeed関数を実行してください。60秒を超えると、エラー4088が発生します。
仮想コントローラー、およびドライランの場合は、実速度ではなく指令速度から速度の絶対値の平均を計算します。
本関数は、PG付加軸はサポートしません。
参照
AvgSpeed, AvgSpeedClear, PeakSpeed
AvgSpeed関数使用例
プログラム中にAvgSpeed関数を使用した例です。
Function CheckAvgSpeed
Integer i
Go P1
AvgSpeedClear
Go P2
Print "Average speeds:"
For i = 1 To 6
Print "Joint ", i, " = ", AvgSpeed (i)
Next i
Fend