PList

現在のロボットのメモリー上のポイントデータを表示します。

書式
(1) Plist

(2) Plist ポイント番号

(3) Plist 開始ポイント番号,

(4) Plist 開始ポイント番号, 終了ポイント番号

パラメーター

ポイント番号
番号の範囲は0~999までです。
開始ポイント番号
表示する先頭のポイント番号を0~999までで指定します。
終了ポイント番号
表示する最後のポイント番号を0~999までで指定します。

結果
ポイントデータを返します。

解説
Plist は現在のロボットのメモリー上のポイントデータを表示します。

指定した範囲のポイントデータが存在しない場合、データは表示されません。

開始ポイント番号を終了ポイント番号より大きい値に指定した場合は、エラーになります。

  • (1) PList: すべての位置データを表示します。
  • (2) PList ポイント番号: 指定した1つのポイント番号の位置データを表示します。
  • (3) PList 開始ポイント番号,: 開始ポイント番号から位置データの終わりまで表示します。
  • (4) PList 開始ポイント番号,: 終了ポイント番号: 指定した開始ポイント番号から終了ポイント番号までの位置データを表示します。

PList使用例
表示される形式はロボットのタイプや付加軸の有無で変わります。

以下の例はスカラ型ロボットで、付加軸無しの場合です。

次の例は、指定したポイントデータを表示します。

> plist 1
P1   = XY(   200.000,    0.000,  -20.000,    0.000 )  /R /0
>

次の例は、10~20までのポイントデータを表示します。この例では、指定した範囲内に3つのポイントデータが存在します。

> plist 10, 20
P10  =   XY( 290.000,    0.000,  -20.000,    0.000 ) /R /0
P12  =   XY( 300.000,    0.000,    0.000,    0.000 ) /R /0
P20  =   XY( 285.000,   10.000,  -30.000,   45.000 ) /R /0
>

次の例は、10から終わりまでのポイントデータを表示します。

> plist 10,
P10  =   XY( 290.000,    0.000,  -20.000,    0.000 ) /R /0
P12  =   XY( 300.000,    0.000,    0.000,    0.000 ) /R /0
P20  =   XY( 285.000,   10.000,  -30.000,   45.000 ) /R /0
P30  =   XY( 310.000,   20.000,  -50.000,   90.000 ) /R /0