PF_Hopper
ホッパーを制御します。
書式
PF_Hopper ホッパー番号_A, パーツID_A [,動作時間_A] [,ホッパー番号_B] [,部品ID_B] [動作時間_B]
パラメーター
- ホッパー番号_A
ホッパー番号 (整数値 1~2)を指定します。 - パーツID_A
パーツID (整数値 1~32)を指定します。 - 動作時間_A
省略可能です。ホッパーAの振動時間 (整数値 1~30000) を指定します。(ミリ秒単位)
動作時間_Aを省略、または-1を指定した場合は、パーツフィーディング キャリブレーション画面で設定した値を使用します。0を指定した場合は、ホッパーAは振動しません。すでに動作している場合は振動が止まります。 - ホッパー番号_B
省略可能です。ホッパー番号 (整数値 1~2)を指定します。 - パーツID_B
省略可能です。パーツID (整数値 1~32)を指定します。 - 動作時間_B
省略可能です。ホッパーBの振動時間 (整数値 1~30000) を指定します。(ミリ秒単位)
動作時間_Bを省略、または-1を指定した場合は、パーツフィーディング キャリブレーション画面で設定した値を使用します。0を指定した場合は、ホッパーBは振動しません。すでに動作している場合は振動が止まります。
戻り値
なし
解説
本コマンドの実行後、すぐに制御が戻ります。
パーツID_Aに設定されたパーツはホッパー番号_Aを使用し、パーツID_Bに設定されたパーツはホッパー番号_Bを使用するようにします。パーツに使用するホッパーは、パーツフィーディングダイアログのパーツ供給画面で設定します。
PF_Abortコマンドが実行された場合、ホッパーは停止します。PF_Stopコマンドが実行された場合、停止しません。
PF_Hopperはフィーダー振動と同時に実行できます。
IF-80はフィーダーに対して1つのホッパーのみ対応しているため、IF-80を使用する場合のホッパー番号は1を設定します。
仮想コントローラーおよびコマンドウィンドウからは実行できません。
システム設定で有効になっていないホッパー番号を選択した場合、エラーが発生します。
Note: PF_OutputOnOff, PF_Outputはホッパー (Gen.1)でのみ動作します。
PF_Hopperはホッパー (Gen.2)の制御に必要で、ホッパー (Gen.1)の制御にも使用できます。
使用例 1:
パーツ9について、ホッパー (Gen.2)1を3秒間動作させます。ホッパー (Gen.2) の振動振幅はパーツフィーディングキャリブレーション画面で設定されています。
PF_Hopper 1,9,3000
Wait 3 'ホッパーの動作が終了するまで待ちます。
使用例 2:
パーツ1について、ホッパー2をパーツフィーディングキャリブレーションダイアログのホッパー画面で指定した時間動作させます。
PF_Hopper 2,1
使用例 3:
使用例2のホッパー2をすぐに停止させます。
PF_Hopper 2,1,0
使用例 4:
パーツ2についてホッパー1を500 ms、パーツ3についてホッパー2を400 ms同時に動作させます。
PF_Hopper 1,2,500,2,3,400
使用例 5:
使用例4のホッパー1, 2をすぐに停止させます。
PF_Hopper 1,1,0,2,3,0