PF_Center

フィーダーのセンタリング動作を実行します。
IF-240, 380, 530で使用可能です。IF-80では使用できません。

書式
PF_Center パーツID, 方向 [, 動作時間]

パラメーター

  • パーツID
    パーツID(整数値1~32)を指定します。

  • 方向
    センタリングの方向を指定します。

    方向 値(PartFeeding.incで定義) パーツの移動方向
    長軸 PF_CENTER_LONG_AXIS
    短軸 PF_CENTER_SHORT_AXIS
  • 動作時間
    動作時間(整数値1~30000)をミリ秒で指定します。省略時は、フィーダーキャリブレーションで算出した値を使用します。
    -1を指定した場合は、省略時と同じ動作が行われます。

戻り値
なし

解説
IFシリーズフィーダーのセンタリング動作を実行します。
センタリング動作は、以下のような場合に使用します。

  • パーツを分散させる前に中央寄せする
  • 細長いパーツの方向をそろえる

本コマンドは、お客様の関数内で直接使用することができます。また、PF_Startコマンド実行中に呼び出される各コールバック関数の内部で使用することができます。

以下の条件では実行できません。

  • ユーザー関数から実行する場合: コマンドで指定したフィーダー(パーツIDで指定したフィーダー)が、Part Feedingプロセス(PF_Startコマンド)で使用されている場合(エラー7733)
  • コールバック関数で実行する場合:
    PF_Startコマンドで指定していないパーツIDを指定した場合(エラー7733)
  • 仮想コントローラー、およびコマンドウィンドウからの実行(エラー2582)

本コマンドは、内部処理でSyncLockを使用します。詳細は、以下を参照してください。
Part Feedingプロセスが使用する機能

使用例

PF_Center 1,1