PF_Output
フィーダーの出力端子を制御します。
フィーダーにホッパーを2台接続し、それぞれのホッパーから部品を供給する場合に、それぞれのホッパーのON時間を指定できます。
書式
PF_Output フィーダー番号/フィーダー名, Out端子1 ON時間, Out端子2 ON時間
パラメーター
- フィーダー番号
フィーダー番号 (整数値1~4)を式、または数値で指定します。 - フィーダー名
フィーダー名を文字列で指定します - Out端子1 ON時間
ON時間 (整数値)を指定します。1 - 30000[ms]が指定可能です。
0の場合はOFFのままとなります。 - Out端子2 ON時間
ON時間 (整数値)を指定します。1 - 30000[ms]が指定可能です。
0の場合はOFFのままとなります。
戻り値
なし
解説
本コマンドの実行後、すぐに制御が戻ります。ホッパーの動作終了を待ちたい場合は、本コマンド実行直後に、Waitコマンドを使用してください。
フィーダー振動中、またはホッパー動作中に、本コマンドを実行すると、それらの動作は停止し、本コマンドで指定した動作が開始されます。
フィーダー振動とホッパー動作を同時に実行したい場合は、PF_OutputOnOffコマンドを使用してください。
PF_Abortコマンドが実行された場合、ホッパーは停止します。PF_Stopコマンドが実行された場合、停止しません。
仮想コントローラーおよびコマンドウィンドウからは実行できません。
[システム設定] - [コントローラー] - [パーツフィーダー]で、“ホッパー実装”がチェックされていない場合、エラー2584(パージゲートが有効ではありません。)が発生します。
IF-80では使用できません(エラー2589「フィーダーが実行不可能な動作命令呼び出し」が発生)。PF_OutputOnOffコマンドを使用してください。
IF-240で、パージゲートを使用する場合、Out端子2はパージゲート制御に使用されるので、Out端子2 ON時間を0以外の値に設定しても、Out端子2の出力は変化しません。ただし、省略はできないため、適当な値(0など)を指定してください。
使用例
PF_Output 1, 700, 1000
出力端子からの出力は次のようになります。
PF_Output 1, 0, 700
出力端子からの出力は次のようになります。